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文明の生態史観はいま (中公叢書)
 
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文明の生態史観はいま (中公叢書) [単行本]

梅棹 忠夫
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

梅棹忠夫の「文明の生態史観」は、1957年2月に発表された。従来になかった新しい世界像のなかに日本文明を位置づけた構想力と独創性によって、日本人を勇気づけ、いまや古典となっている。本書は、「文明の生態史観」の誕生と成長の過程を追い、「海洋史観」の川勝平太氏と交わした対話などによって、その今日的・普遍的意義を新たに提示する。さらに、生態史観にもとづき日本文明の歴史を概観し、その未来像を大胆に打ち出す。

内容(「MARC」データベースより)

自著「文明の生態史観」の誕生と成長の過程を追い、「海洋史観」の川勝平太との対談などによって、その今日的・普遍的意義を新たに提示する。さらに生態史観に基づき日本文明の歴史を概観し、その未来像を大胆に打ち出す。

登録情報

  • 単行本: 221ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2001/03)
  • ISBN-10: 4120031195
  • ISBN-13: 978-4120031199
  • 発売日: 2001/03
  • 商品の寸法: 19 x 13.2 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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By sasabon #1殿堂 トップ10レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
歴史学を学んだ者として、梅棹忠夫氏の『文明の生態史観』と初めて出会ったときの衝撃はものすごいものがありました。世界歴史の発展過程の法則といいますか、その仕組みというものが見事に解明してあり、まるで手品の種を見せられたような鮮やかさを感じたものでした。最初に『中央公論』誌上に発表されたのが1957年2月ですので、すでに半世紀以上過ぎたことになります。

本書は、梅棹忠夫氏と『文明の生態史観』に影響を受けた学者との対談やコメントが綴られています。特に川勝平太早稲田大学教授の提唱する文明の海洋史観は、梅棹忠夫氏の論を補完するような役割を果たしています。それゆえ、全世界的にこの法則が認められるという証明のようなものでした。
具体的な内容としては、「文明の生態史観」の誕生と成長、対談日本文明の未来をかたる(梅棹忠夫・川勝平太)、対談「文明の生態史観」の今日的意義(梅棹忠夫・川勝平太)、梅棹生態史観と川勝海洋史観―四人の識者からのコメント、講演 海と日本文明という内容になっています。歴史に関心のない方でも抵抗なく読めますし、内容の面白さに引き込まれるはずです。

本書の24ページに書いてありますが、20世紀に書かれた本から心に残る本、後世に残したい本のアンケート調査で、司馬遼太郎『坂の上の雲』、西田幾多郎の『善の研究』、夏目漱石『我輩は猫である』についで、梅棹忠夫氏の『文明の生態史観』が第4位に入ったそうです。それほど普遍的な内容を持った論考であったわけで、歴史の捉え方が50年以上支持されることに原著の魅力のほどが理解できると思います。
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