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文房具56話 (ちくま文庫)
 
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文房具56話 (ちくま文庫) [文庫]

串田 孫一
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

文房具、身近な小道具でありながら、これほど使う者の心をときめかせる物はない。消しゴムで作ったゴム印、指先で糊をのばす風景、鳩目パンチ、吸取紙など、懐かしいものがたくさん登場する。手に馴染み、気持ちに寄り添う文房具。ちょっとした使いこなしがその価値を決める。どうすればこの小さな道具が創造力の源泉になりうるのか。文房具の想い出や新たな発見、工夫や悦びを語る随想集。

登録情報

  • 文庫: 243ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2001/01)
  • ISBN-10: 4480036067
  • ISBN-13: 978-4480036063
  • 発売日: 2001/01
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
串田孫一は、登山の世界や民俗学・ギリシア神話など、幅広い分野のエッセイを著している。 しかし分野が違ってもそのどれもが「串田孫一」調である。「串田孫一の調べ」としか言い様が無い世界だ。

この本は文房具に対する著者の思い出やこだわりを集めたものでかなり濃密な想いを語って居るのだが、時にはあっさりとしすぎる程の文章が何故か心地よく心を静める。例えるならば古いアンティークの店のドアを開けた時の不思議な空気、または慕っている人の部屋でお茶を飲みながら寛いで居る気持にさせられる。

同時に文房具への知識・博学も得られて興味もそそられる。お勧めの一冊です。

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9 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
一昔前のエッセイストという感の強い著者が、一昔前の文房具について熱い思いを語っています。文章自体は70年代前半に書かれたものが主で、よく知らない文房具が出てきましたが、私より上の世代には懐かしいものばかりと思います。ただ、語られている思い出は戦争や震災で、時代を感じさせるものになっていますので、良くも悪しくも、昭和の風景が思い出されるような場面がいっぱいで、昭和らしさについて感慨に浸るには打って付けの一冊です。
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
文房具愛 2010/10/21
By 志村真幸 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
 もともと雑誌『月刊事務用品』に連載されたもの。1978年に白日社から単行本、1996年に時事通信社から単行本(復刊)、そして本書(ちくま文庫,2001年)ということになる。最初は「48話」だったのだが、本が出るたびに書き加え、最終的に「56話」になったということらしい。
 内容は、文房具について、一回ごとに帳面、ペン先、消ゴム、吸取紙などと取り上げていき、幼少時〜学生時代〜教師時代の思い出とからめながら語っていくという文章だ。1915年生まれの著者であり、いまでは使われなくなったような文房具、使い方、文化が出てくるのが面白い。たとえば、街頭でむかしはティッシュではなく吸取紙が配られていたとか。私など吸取紙を使ったことすらない。時代は変わるものである。
 串田氏の文章らしく、ユーモアがあって楽しい本なのだが、全体的にはいまいちキレがないように感じた。
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