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文庫版 陰摩羅鬼の瑕 (講談社文庫) [文庫]

京極 夏彦
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

初夜に命を奪われた花嫁。その数じつに5人白樺湖畔にそびえる洋館「鳥の城」。隔絶した環境に住まう「伯爵」由良昂允とはいかなる人物か。館を訪れた関口巽と榎木津礼二郎のまえで惨劇はくりかえされた。

内容(「BOOK」データベースより)

「おお!そこに人殺しが居る!」探偵・榎木津礼一郎は、その場に歩み入るなりそう叫んだ―。嫁いだ花嫁の命を次々と奪っていく、白樺湖畔に聳える洋館「鳥の城」。その主「伯爵」こと、由良昂允とはいかなる人物か?一方、京極堂も、呪われた由良家のことを、元刑事・伊庭から耳にする。シリーズ第八弾。

登録情報

  • 文庫: 1226ページ
  • 出版社: 講談社 (2006/9/16)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062754991
  • ISBN-13: 978-4062754996
  • 発売日: 2006/9/16
  • 商品パッケージの寸法: 14.8 x 10.8 x 5.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 関口君大活躍。 2008/11/16
By ユ。
形式:文庫
前作の超長編を体験していたので覚悟していたのですが、今回は京極堂の歴史解説うんちくが少ないせいか、大変読みやすくなっていると思います。

今までの百鬼夜行シリーズは飛ばし読みは厳禁でしたが、今回は多少飛ばしても、理解できます。(私はもともと本を読むほうではないにも関わらず、本シリーズにハマってしまったので、気が抜ける感じで、なんとなくほっとしました。京極氏はこんなこと意図していないと思いますが…。)

推理小説ではなくても推理をしてしまうミステリー小説。今回は生死観、儒教を主に取り扱っています。ほとんどの読者は最初の段階で犯人の察しがつくと思いますが、京極堂の憑き物落しでは、やるせなさを感じます。しかし、思ったよりも切ない気持ちが残らなかったのは、ラストシーンでのやり取りがあるからだと思います。

前作で完全に「壊れた」関口君ですが、今回はちょっと逞しくなった気がします。今後の彼の活躍に期待。
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18 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 意欲作 2006/9/27
By 像石
形式:文庫
京極堂シリーズは探偵推理小説をベースとした、筆者の論文である。

文学、歴史学、哲学、宗教学、民俗学、・・・そして妖怪学(?)に通じ一家言のある筆者が、その私見を発表する場である。

もちろんエンターテインメントたらんとすることにも重点をおいているが。

本作のテーマは死。

死生観についての論文である。

また一小説家として、探偵推理小説とは何かも問うている。

死とは、殺人とは、犯罪とは、そしてそれを扱っている探偵小説とは?

多くの読者はすぐに犯人は誰か判ってしまう。

しばし読むうちに仕掛けも判ってしまう。

しかし、本作においてもともと謎解き・犯人探しなどはどうでもよいのだ。

犯人のいない、

罪のない、

トリックのない、

連続殺人事件を取り扱っている、

探偵推理小説。

冒頭のシーンは我々に問うている。

死とは何か?
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5つ星のうち 3.0 文庫版を買ってしまいました。 2006/9/28
形式:文庫
本作から発売は文庫版と分冊版と同時になるようですね。わたしは迷わず文庫版を買ってしまいました。今までずっと文庫版だったから―というのが理由ですね。こだわっているわけではなく、単に慣性です。
文庫版のメリットとしては、まず表紙を飾るあの妖怪のグラビアですね。表紙を開けると同じ模型の、アングルを変えた写真がもう一枚出てくる。アングルを変えただけで随分と表情や雰囲気が変わってくるんですね。わたしあれ、結構好きなんですよ。それに、カバーの表紙にひっかかる部分、あれなんていうのかなぁ、表紙をめくると大抵は著者の紹介が書いてある部分ですね、あそこに文庫版は著者の紹介の代わりに本編を連想させる一葉の写真が刷ってあるんですね。あれがまた良い。あと、読ませる作家の作品を一気に読むことができるところも文庫版のいいところ。ただ、ひっくり返して言うと、読み出すとなかなか区切りがつかない。余暇向きの造りなんですな。通勤通学に読もうという人は、携帯の利便性も考えて分冊版の方をおもとめになる方がいいでしょう。
内容の方は、といいますと、不思議な、つまり一般的社会人が通有する(していると思い込んでいる)常識が機能停止してしまったような事件を、ある個人の宇宙観から演繹して解き明かしてゆくというスタイルは本作でも健在! こざっぱりとまとまった作品になっていると思います。ただこざっぱりとしている分だけ、京極堂シリーズ独特の読み進めるうちに湧きあがってくるような構成の広がり、けれんみ溢れる演出の妙は影を潜めている気がします。
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最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 2.0 シリーズファンですが…
京極夏彦作品の中でこのシリーズが一番好きなのですが、今回はあっけないほど早くにタネも仕掛けも分かってしまいました。... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: パス
5つ星のうち 5.0 私も鳥が怖い
 これまでのシリーズの中でもっとも登場人物が少なく物語の構成がシンプルでした。... 続きを読む
投稿日: 2011/2/16 投稿者: keroji
5つ星のうち 5.0 2巡目の「姑獲鳥の夏」
 ノベルズ版で読みました、4回ほど。... 続きを読む
投稿日: 2008/9/13 投稿者: OMI
5つ星のうち 4.0 京極夏彦初体験の方はご遠慮ください。
第一作から京極堂シリーズを順番に読んでいる京極夏彦ファンにはうんちく、トリックおよびロジッ... 続きを読む
投稿日: 2008/7/18 投稿者: Mas
5つ星のうち 3.0 シリーズ中最も
シリーズ中最も早くにトリック(?)がわかってしまいました。そこに行き着くまでのプロセスが楽しめるので問題ないのですが。... 続きを読む
投稿日: 2007/2/19 投稿者: life
5つ星のうち 5.0 碩学ミステリーの代表格
2003年8月リリース。京極堂第8弾、1,203ページ。読んでいてだんだんミステリーの種明かしなんてどうでも良くなってくる。というのは既に碩学披露の部分で充分に内... 続きを読む
投稿日: 2007/2/18 投稿者: voodootalk
5つ星のうち 4.0 死とはなんなのでしょう?
京極堂シリーズの第八弾です。

今回のテーマは「死」と「存在」ということで話は進んでいきますが、... 続きを読む
投稿日: 2006/12/28 投稿者: umiumiumi
5つ星のうち 3.0 何か、物足りない。。。。
今回の内容は、一言で言ってしまえば死生観・死への認識の違いが引き起こした悲劇という感じですかねぇ。... 続きを読む
投稿日: 2006/10/8 投稿者: きらら
5つ星のうち 4.0 加筆に期待です
京極堂シリーズ本編最新刊の文庫版です(今月下旬に新書版で次回作が発表されますが)。... 続きを読む
投稿日: 2006/9/12 投稿者: shigure44
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