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文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)
 
 
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文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫) [文庫]

京極 夏彦
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (56件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

拙僧が殺めたのだ! 禅寺が舞台の大長篇。箱根山中の宿、仙石楼と謎の寺、明慧寺。深く閉ざされた環境に起こる連続僧侶殺人事件。突然「降ってきた」坊主の死体の意味を果たして中禅寺秋彦は解けるのか?

内容(「BOOK」データベースより)

忽然と出現した修行僧の屍、山中駆ける振袖の童女、埋没した「経蔵」…。箱根に起きる奇怪な事象に魅入られた者―骨董屋・今川、老医師・久遠寺、作家・関口らの眼前で仏弟子たちが次々と無惨に殺されていく。謎の巨刹=明慧寺に封じ込められた動機と妄執に、さしもの京極堂が苦闘する、シリーズ第四弾。

登録情報

  • 文庫: 1376ページ
  • 出版社: 講談社 (2001/9/6)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062732475
  • ISBN-13: 978-4062732475
  • 発売日: 2001/9/6
  • 商品パッケージの寸法: 15 x 10.6 x 5.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (56件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 66,435位 (本のベストセラーを見る)
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31 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 読めば「禅」の理解が確実に進む。 2007/7/21
形式:文庫
シリーズ第4弾である今作は仏教、それも禅宗がテーマである。

個人的にはシリーズ中、『魍魎の匣』に次ぐ面白さだと思うのだが、おそらくこの作品は京極堂シリーズが好きな人でも好みがわかれるだろう。
まず、見た目からすぐ判断できるように、とても長い。
そして単に長いだけならまだしも、扱う内容が上記の通り「禅」なので、
興味を持てない人は読んでてただしんどい部分がかなりあると思う(笑)
逆にそれが禅や宗教に興味がある人だと面白いことしか書いていない、と感じる程の出来。
禅だけでなく、寺院で生活している人の生活がリアルに描かれているので、本作を読んだ後、京都や高野山をまわると余計に風情が理解できるようになった、と感じたぐらいだ。

文庫版の解説は、禅を本格的に研究している方が書いているのだが、それによると
京極堂の(つまり京極夏彦氏の)禅の本質についての理解は、正にその本格的な禅の研究者と
同じぐらいのレベルまでに達しているらしい(笑)
確かに、つまらん禅の解説書を読むよりも、本作を読んだ方が絶対にわかりやすいと思う。

つまり、これだけ面白い上に読んだ後は禅の本質が理解できてしまうという、(人によっては)嬉しい副次的効果を本作は持っているということだ。
個人的にはもっとそこに焦点が当てられて、もっともっと本作が評価されても良いんじゃないかなあと思う。

何度でも何度でも読みたい。
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38 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 傑作:「陰陽師」対「禅問答」 2003/1/13
形式:文庫
京極堂の「陰陽師」の「言霊」に対抗する、シリーズ最大の敵「禅宗」の「禅問答」。果たして、京極堂は「憑き物」を落とせるのか?
言葉の奔流によって、読むことの面白さが堪能できる「京極堂シリーズ」は、この本でひとつの頂点を迎えます。骨董屋「待古庵」と、1作目で登場した老医師「久遠寺」が、重要な役割を果たします。

1作目のインパクトがあまりにも強かったので、2~3作目は内容にかかわらず私にとっては刺激が足らなかったのですが・・・本作で払拭しました。
でも・・・またもや本が厚くなった・・・!。でも、厚さと面白さの比でいくと、本作が最高傑作かもしれません。

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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 なんとも鮮やか 2005/11/8
形式:文庫
やはり京極先生は,鮮やかに美しく犯人を追い詰める達人です。

仏教やお寺に関する知識が皆無の状態で読んだので,正直難しいところもありました。しかし,なぜでしょう??がんばって読み通してみると大まかな仏教界の流れが見えてきて,そういう意味でも勉強したような気分になってしまいました。

後半,間違ったことは言わない,榎さんの台詞をヒントに,犯人を想像しながら読みました。書かれた時代背景を考えると,京極先生なりに訴えたいことも含まれており,キャスト的にはもちろん,内容的にもとてももりだくさん,私には欲張りな小説でした。

改めて京極ワールドにはまる一冊です!!

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5つ星のうち 4.0 憑き物落としの物語
まず、何人かが既に書いているが、これは「犯人を見つける」物語、つまりミステリーではない。伏線は確りしている。物語が破綻しているとか、肝心な部分がぼかされているとか... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: 行き過ぎ
5つ星のうち 4.0 分厚い
魍魎の匣を超える厚みにびっくりしましたが、状態も良く、これからじっくり読みたいとお観ます。
投稿日: 4か月前 投稿者: 千田めぐみ
5つ星のうち 5.0 長編小説です。
吃驚するほど分厚い本で、読むのにエネルギーが要るが、内容は面白かった。
投稿日: 4か月前 投稿者: カズ
5つ星のうち 4.0 坐禅時に体験される世界との一体感や研ぎ澄まされた五感すら幻覚妄想と“受け流す”という禅の修行の究極の境地を紹介
分厚い本で、第二次世界大戦後、数年たったころの時代背景で、禅関連の宗教用語が多い本だが、意外に読みやすく、一日少しずつ読んでいっても、2週間もあれば通読できる。登... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: 荒野の狼
5つ星のうち 4.0 Whydunit(動機)が秀逸
禅をベースとしたミステリー。
文体は大きく違いますが、内容として、高村薫の「新リア王」と「太陽を曳く馬」を思い出しました。... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: Hyotantsugi
5つ星のうち 4.0 愛憎・物欲による物語に収まらない異趣の感
箱根の旅館に忽然と出現した修行僧の屍。

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投稿日: 13か月前 投稿者: もののふ
5つ星のうち 4.0 高僧達を捕らえて逃さない、堅牢なる「禅」の結界
妖怪シリーズ第四弾。
ある意味では「姑獲鳥」の後日談並びに解決編とも言えるので、... 続きを読む
投稿日: 19か月前 投稿者: YUKI
5つ星のうち 3.0 壮大な伏線回収?
冒頭から1作目『文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)』の久遠寺老人が登場することからも分かる通り、この作品自身が1作目の正当な続編ともいえる内容でした。... 続きを読む
投稿日: 20か月前 投稿者: SS41
5つ星のうち 5.0 鼠は誰に憑いていたのか
ネットでの評価は、それまでの作品のクオリティと比較するから、どうしても低くなるみたいだ。
でも、私は面白かった。... 続きを読む
投稿日: 20か月前 投稿者: mutantmogura
5つ星のうち 5.0 凄みの有る伝奇大作
この本は推理小説として批判する人が多い様ですが筋違いだと思います。
本のジャンル分けはあくまで便宜的なものです。
山中の禅寺で起きた事件... 続きを読む
投稿日: 2010/5/23 投稿者: kei
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