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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
幸福な読書,
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レビュー対象商品: 文学的なジャーナル (単行本)
読んでいる間中うれしい感じがずうっと続く。たいしたことは起こらないのだが、 書き方なのか何なのか、とても不思議な魅力があって、 ページを繰る手が止まらない。 そして読み終わってみると、 全体のエピソードがまんべんなく脳内にしみこんでいて、 何とも充実したこの感じ。 それにしても「貧乏」なのに「働くのがとてもいや」 というモチーフ(?)が全編を貫いているが、 それでもこの日々の何とも自由で言い難く幸福な感じは何だろう。 ともかくよくわからないけれど、 特別な魅力を持った作品であることは間違いなく、 読み終わったときにこの独特のぞぞぞっとした感じを 持たせてくれる本を読めることは本当にうれしく、 これぞ読書の醍醐味であろう。オススメ☆
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
腰の重い読書を、覚悟して始めるべき。,
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レビュー対象商品: 文学的なジャーナル (単行本)
ただのブログを読みすぎてる私のような人だとたぶんこの作品を読むのにはずいぶんと重い腰を上げなきゃだろうが これはまったく異質なもの とっつきにくければ、まずは メモなんてないんだ、と妄想するところから入ってはいかがですかね 現に私はこの作品が 実在しないメモに基づくものだとしたらと考えてしまう ではそうではなく メモ魔であり収集癖があることが彼のネタ切れを救ったという 最も陳腐かもしれないシチュエーションだったとしたら? それはそれで彼らしいし この作品が書かれるときに加筆されたにしても 正直愛らしいなと感じる ではさらにありきたりな これが架空と現実のメモの折衷の産物だとしたら? 彼のその あまりに生真面目なほどの率直さに 大満足、いやよくもここまで彼らしい世界観にもっていったなあと。 芥川賞なんていらないよな 候補ってほうがずっと「らしく」書き続けられる。 そう思う邪なファンです。
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