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読んでいて、意味不明な文―「バルトは、文化の中で自然に見えるようになったものが、実は偶然に歴史の中で構築されたにすぎないことを脱神話化することに特に興味を持った」(p.65)―があったので原書を見ると、"Barthes is especially interested in demystifying what in culture comes to seem natural by showing that it is based on contingent, historical constructions."(p.43)でした。
つまり、「……構築されたにすぎないことを示すことによって、それを脱神話化する」でないと意味が通りません。英文の教授が二人そろって、何でこんな簡単な英文を誤訳するんでしょう。内容をよく理解せずに訳している? あるいは"showing"の訳が抜けているのに、校正を怠った? いずれにせよ、他のレビューで、読んでもよくわからないのを自分のせいにしていた方がいらっしゃいましたが、こりゃわかりにくいのも当然だ。
他の部分も全体的に直訳調で(かみくだく努力をせず直訳に「逃げて」)入門書なのに読みにくいと思います。英語が読める人は原書で読んだほうがいいのでは。
内容自体はためになる、いい本だと思います。
確かに、どんな切り口があるのかを知るにはいい1冊であると思った。現代思想のいくつかに関してもわかりやすく解説されている。しかし、私の教養のなさを露呈してしまうようだが、カルスタと文学との関連について論じるあたりから読むスピードが遅くなってしまった。議論の展開についていけなくなってきたのである。尤も、わからないところが多々あっても納得できるところは多い。もう少し現代思想などの教養を身に付けてから読めばよかった。
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