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文字禍の館 (祥伝社文庫)
 
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文字禍の館 (祥伝社文庫) [文庫]

倉阪 鬼一郎
5つ星のうち 2.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「文字禍の館」。それは、ある大金持ちの変人が建てたという、一般非公開のテーマパークである。噂では入館したまま消息を絶った者もいるという。オカルト雑誌「グノーシス」編集部の髀塚たち三人は、招待を受けて謎の館を訪れるが…。ホラー小説に独自の境地を拓く気鋭が、奇抜な手法を駆使して、“文字そのものの恐怖”に挑戦した驚天動地の奇想小説。

登録情報

  • 文庫: 154ページ
  • 出版社: 祥伝社 (2000/10)
  • ISBN-10: 4396328141
  • ISBN-13: 978-4396328146
  • 発売日: 2000/10
  • 商品の寸法: 15 x 10.4 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 217,690位 (本のベストセラーを見る)
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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
わははは。おもしろかった。変人資産家が建てた非公開のテーマパーク「文字禍の館」から、編集部の髀塚(へいづか) に招待状が届く。薄められた凡庸な名前の者が入ると、言葉の霊が希薄になってしまうといった理由から、招待される者は、画数の多い者だけなのである。そこで、髀塚(へいづか) 、纐纈(こうけつ)、蠻(ばん)という名前の3人が、文字禍の館へ向かう。
「魘」 という文字が描かれた白い覆面をかぶった男とか、へんなキャラが出てくるうえに、画数の多いどろどろとした意味の漢字が続出し、文字が歪み、太字になり、連続し、飛び、ばらばらになり、と、タイポグラフィな大展開。この本そのものが奇怪なテーマパークのような奇想小説。

ネタというか仕掛けの連続、というより、仕掛けしかないって変な小説なのだが、154ページとコンパクトだし、いっきに読み終わって、馬鹿笑いさせていただいた。

このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
えー 2007/12/22
By 志村真幸 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
漢字をテーマとしたホラー小説。
 奇想であり、余人には真似の出来ない小説。良く考えられているし、文字を歪ませたり、大きさを変えたりといった効果も上手に使われている。
 しかし、駄作だと思う。書いてる本人は面白いかも知れないが、ついけていけない。けっこうくだらない内容だし、これといった仕掛けがあるわけでもない。読者は冷めてしまうのではないか。
 何冊か読んでみたが、良く分からない作家だ。はまる人ははまるのかも。
このレビューは参考になりましたか?
By 若村さき トップ500レビュアー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
ホラー「小説」としては駄作

ホラー「小説」としては、駄作です。人物も心理も話になりません。もしこれを出版社の主催する「○○ホラー小説新人賞」などに応募しても絶対に入選しないでしょう。ただ、これをCGを駆使して映像化したら面白いかもしれません。
イメージとしては、白川静『字統』の「解字」にもとづいた、『パノラマ島奇談』(江戸川乱歩)といった感じでしょうか。

たとえば、「數」の場面で、

髪を高く結った娘が縛られていた。覆面の男が背中を鞭で打っている。娘は全裸だ。背中には無数の赤い蚯蚓腫れができていた。(138頁)

とあります。『字統』で確認したら、まさしく「數」の由来は「髪を高く結った女が責められている」こととありました。

少々勉強にもなります。
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