口調や展開の仕方が親しみやすく,仕様書を読むような回りくどさや独特の口調がなく,大変読みやすい書籍です.
図表やアプリケーションを用いた変換表などを積極的に取り入れているため,どういう具合にコードが変化しているかが非常にわかりやすいです.
惜しむらくはUTF-7,Modified UTF-7についての記述がなかったこと.
特にModified UTF-7はIMAPで必須でありながらRFC以外にほぼ文献がないため,それについて記述があるとより価値が上がる書籍になったと思います.
文字エンコードもSJISなどIANAに存在しないものを使用していないことなども(書籍の目的からして当たり前ですが)好感です.
ウェブ開発をするなら,むしろメール関連の開発をするなら文字エンコードの迷路を突破するためにこの書籍はとてもお勧めになると思います.