自分も文化系女子だと思いつつも、でもそもそもどんな女子なのか?と問われれば、相手をすらりと納得させられる言葉が出なかったりする。本書を読んで思い巡らしたのはそんな事。何故なら、本書で文化系女子の方々が挙げている漫画は、敢えて「文化系」とくくらなくても、街行く女性を無作為に選び出して同じ質問をぶつけたら、こんな結果になるだろうなぁ、という感じだからだ。この漫画あんまり読まれていないけど絶対面白いから読んで!みたいな、この漫画は皆さんこう読んでるけど私はこの作品のキモは全然違うと思う!みたいなハッとさせるプレゼンもなく。約50人程の女子の方々が淡々と好きな漫画5本に短いレビューを付けるだけの内容は芸がなさすぎる。文化系女子ってこんなオモロくない人ばっかり?皆さん、文化系女子ってイメージに囚われすぎてない?てな不安がムクムクと頭をもたげてくる一冊。でも、勉強になった事もある。1.文化系女子はこんな時、エログロホラーを持ち出してはいけない。2.でもSFはぎりぎり可(萩尾先生に感謝)3.ガロ系も厳しいようだ(内田春菊がデッドラインらしい)といったお作法が学べます。個人的には多田由美と森脇真末味が全く出ない事に驚愕したりしました・・・