鐘が鳴るなり・・・
あらすじ
ブラスバンド部が鳴り響く東天高校文化祭初日。
オープニング曲終了とともに、校内放送から謎の男の声が!
DJネガポジと名乗るDJは自分のラジオ放送を
文化祭実行委員会と生徒会の合同企画と言い張るのだが
どこか怪しい雰囲気を漂わせていて・・・
感想
文化祭が舞台(?)のミステリーは色々あります。
米澤穂信著クドリャフカの順番等など
文化祭と言えば、普段内側に閉じこもった学校が、少し外に開かれて
その隙間から犯人の企みが勢いよく吹きだす、そんなイメージ?
劇場型の犯行が多いのも文化祭ミステリーの特徴じゃないかと。
今作は、DJの放送で迷惑を被ったユーリー(探偵役ではない)が
DJを追い詰めていく展開と共に、
DJサイドの化学部・放送部の暗躍も描かれています。
とは言っても、作者のねらいは追いつ追われつの展開と言うよりは
登場人物の青臭くも眩しい青春を描くことにある気がします。
作中で述べられるラジオ論(?)も興味深いですし
青春モノが好きならゼヒ!
読んでからの一言
BGMはB'zの黒い青春がぴったり。