一般人にはよくわからない、著作権を非常にわかりやすく書いてあり、軽くて読みやすいため一気に読んでしまった。また、追及権に対する著者の思いが伝わり非常に好感が持てました。
追及権そのものに関しては、対象となる絵画の譲渡額を一定以上にした場合対象となるのが非常に少ない気もするので、本当にごく一部の人たちのためだけに法律を作るのってどうなのとか、現在の作家の場合、死んでから脚光を浴びる人というのは昔より少ないだろうし、そう考えると文化を生み出す現在の人たちのインセンティブにはならないのでは、とか、追及権から得られるものは金額的に微々たるものにしかならず、ほとんど活用されない、という気もします。また、死後、子孫に金銭をもたらすというのは、最近の考え方でははやらないという気もします。
個人的には、著者には、是非、もう少し新しい話題(ITとかコンテンツ)について、書いてもらえるとうれしいなと思います。