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36 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
本で「芸術」を表現する,
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レビュー対象商品: 文体練習 (単行本)
「ひとつの文書を99通りの言い回しで表現するという本」ときいても、正直私は興味を示さなかったかもしれない。偶然、知人に強制的に読まされ(買わされ)なければ。著者は有名なひとらしい。われながら自分の無知に嘆きたくなるが、ともかく、この本は非常におもしろい。どなたかが、「この本を翻訳した時点で、翻訳者の作品といってもよい」とおっしゃられていたが、まさにそのとおりだ。 著者も訳者も、よくもまぁこんなにアイデアを搾り出せたものだと本当に関心する。今までこんな本に出会ったことはない。いや、本というよりも、芸術作品かな、読み終えた後、何か非常に心が豊かな気分になった。 表紙もおしゃれだし、中身もおしゃれな本です。是非一読を薦める。
16 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
1つの話が…,
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レビュー対象商品: 文体練習 (単行本)
1つの話が99通りに表現されています。原作者がすごいのはもちろんですが、訳者もすごい。外国語の言葉遊びを日本語にするのですから、小説などを翻訳するのとはかなり手法が異なるんだろうな…と思います。難しいものや、表現の結果意味不明になってしまっているものもありますが、全体的には見事!です。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
買いです。,
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レビュー対象商品: 文体練習 (単行本)
国書刊行会の「短篇小説の快楽」でレーモン・クノーの新刊を見つけ、未読の本書を思い出し読みました。本書は、「混雑したバスの中での二人の男による諍いと、公園でその一方の男が友人らしき男から服装についてのアドヴァイスを受けている様」といったとりとめのない状況を、99のヴァリエーションで描くという、ただそれだけといってしまえばそれだけの、題名通り「文体練習」を集めたものです。途中、理系的傾向の記述になると、うまく咀嚼できていないのが自分でもわかって心許なくもなるのですが、99番目の「意想外」に至った時、この99のヴァリエーションはつまり、描く側の立ち位置の違いを、たとえば映画のアングルのように変える試みであるのではないかと気づかされ、これはこれで有意義な実験であるように思えて来るので、やっぱりクノーというか、こういった作家はやめられないと改めて思わされたのでした。
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