芥川賞作家の書いた文章術の本というと小説家向けのようにも思えるのですが、日頃、文章を書く機会がある人は読むべき本だと感じました。つまりは、ほとんどのビジネスパーソンが読むべきなのではないでしょうか。
「文章だけに向き合う時間を集中して過ごすこと」といった心構えもあり、「続きを翌日に残すこと」といった工夫もあり、「風景描写の書き方」「推敲の仕方」といったTIPSもあり、芥川賞作家がそこまで書いて良いのか?と少し余計な心配をしたくなるほど惜しげもなくノウハウを書いてくれているのが嬉しいです。これで1300円は正直、安すぎじゃないでしょうか。
そして、ただノウハウをいただくだけでなく、著者の指摘するように「コピペ」や「ランキング」に頼らず、自分の判断力や物差しを磨いていくように努力しなければ!と文章に向かう姿勢も正してもらうことが出来ました。傍に置いておきたい良書です。