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敵影
 
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敵影 [単行本]

古処 誠二
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

本当は存在しない敵の姿を、なぜ人は必死になって追い求めるのだろう。

昭和二十年八月十四日、敗戦の噂がまことしやかに流れる沖縄の捕虜収容所で、血眼になって二人の人間を捜す男の姿があった。一人は自らの命の恩人、女学生の高江洲ミヨ。もう一人はミヨを死に追いやったと思われる阿賀野という男。男の執念の調査は、やがてミヨのおぼろげな消息と、阿賀野の意外な正体を明らかにしていく。

内容(「BOOK」データベースより)

昭和二十年八月十四日、敗戦の噂がまことしやかに流れる沖縄の捕虜収容所で、血眼になって二人の人間を捜す男の姿があった。一人は自らの命の恩人・ミヨ、もう一人はその恩人を死に追いやった男・阿賀野。執念の調査は、やがてミヨのおぼろげな消息と、阿賀野の意外な正体を明らかにしていく―。

登録情報

  • 単行本: 212ページ
  • 出版社: 新潮社 (2007/07)
  • ISBN-10: 4104629030
  • ISBN-13: 978-4104629039
  • 発売日: 2007/07
  • 商品の寸法: 19.2 x 12.8 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 688,294位 (本のベストセラーを見る)
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
おかしい!? 2007/10/2
形式:単行本
 とても不思議です。自衛隊ものは体験談と理解できます。しかし、戦争と縁のない著者が、何をどのように取材したら、このような濃厚で臨場感のある戦下の描写が出来るのでしょう?設定の場所を現在取材しても到底かなわない表現です。もしかして著者は沖縄戦の兵隊の生まれ変わりでしょうか?
 「ひめゆりの塔」は読んでませんが、この小説は裏「ひめゆりの塔」です。難しい解釈もあるでしょうが、イメージキャラクターである女学生さんは、調べてみるとひめゆり学徒なんだと気づきました。本編はとりわけ沖縄の人に読んで欲しいです。また、先のレビューにもありましたが、修学旅行でひめゆりの塔を見て、何かしら感じることがあった学生の方にもぜひ読んで欲しいです。七月七日、本編とも、後世に残る名作と信じています。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
友達にすすめられて、古処誠二の小説を読み始めました。今回の「敵影」は、今までの古処氏の小説の中では、多少弱いような気がしたが、やっぱりいいと思います。敵なんか最初からいなかった、米軍も敵ではなかったというモチーフは、沖縄戦直後に、戦時中は従軍看護婦をしていたであろう十代の女子学生が米軍にしなだれかかっている姿からシュールに描き出す力量は普通ではない。ミステリといいながら、殺人事件をほとんど扱わないこの作家が切り拓くシビアであたらしいエンターテイメントに日本文学の可能性を見ます。
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
大好きな沖縄・ハワイ・グアムなど…
シュノーケルだ観光だ買い物だと浮かれていたあの場所で、
たった数十年前にあった出来事。
知ってはいたけれど考えないようにしていたそれらのことを、
さまざまと思い知らされました。
どうしようもない話なのに救いがあり、そして強さと弱さがある。
大切な1冊になりました。
大人だけではなく、中学生から高校生ぐらいの、将来大人になる
ひとたちにも読んでいただきたい。
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