弁護士、会計士、証券会社による敵対的企業買収に対する防衛策の実務対策本。
この分野の書籍は書店に山積みされていますが、本書は会計士やコンサルタント等による「入門書」ではなく、弁護士や学者による「専門書」でもなく、M&Aに携わっている弁護士や証券会社等の実務家による「実務書」ですので、非常に実務で使いやすい内容となっています。例えば、「(事前・事後)防衛策の構造」と題して全体像を図表等で解説した上で詳細な解説に入ったり、「株主総会の運営」や「IRの展開」と題してノウハウを公開したり・・・。
ただし、引用はされていませんので、判例や専門書等を研究する場合は、別の専門書に当たる必要があります。
市販されている書籍の中では比較的優れた書籍ではないかと思います。