客室乗務員→TV出演者→お天気お姉さん→気象予報士と王道を歩んで活躍する
真壁さんの書いた本。どの書店にも置いてありますので入手は容易です。
前半は、病気のために客室乗務員からTVの出演者(から騒ぎギャル等)に転身した
真壁さんが、難関の気象予報士試験にどう挑んでいったかの体験談。
算数もできなかった彼女がどんどん力をつけていく過程が面白く書かれていますが、
TBSのお天気でおなじみの森田さんや気象庁の元予報官の直接の指導を大きな出費も
なく受けられたりと、普通の予報士志望者に比べてどう考えてもめちゃめちゃ恵まれてて、
これで試験に合格しないほうがどうかしてるでしょ、と読み進むうちにだんだん腹立たしく
感じてしまったのは、私の根性がひねくれているからでしょうか。
後半は、文系の試験挑戦者が挫折するであろう数式に関してのやさしい解説です。
「三角関数のsinは、角度によってモノの見え方が変化するのを表現している」など
目からウロコの解説もあって、なるほどベストセラーになるのもナットクです。
この改訂版では、前の版よりも数式の部分を充実し、微分積分の概念などについても説明して
いますが、最近の試験で出題頻度の高い渦度や発散・収束の公式に言及がないのは残念です。
文系の方は、前半を読んで安心せずに、メモと鉛筆片手に後半にもしっかり取り組んで
くださいね。