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数学的思考の技術 (ベスト新書)
 
 

数学的思考の技術 (ベスト新書) [新書]

小島 寛之
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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数学的思考の技術 (ベスト新書) + 数学的思考法―説明力を鍛えるヒント  講談社現代新書
合計価格: ¥ 1,575

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

未来や他人の行動は決して予測することができない。私たちはそんな不確かな世の中でどのように生きていくべきか。著者・小島寛之が「初心かつ新機軸」と語る新し い発想を伝授する。難しい数式は「一切なし」で、文系にも安心。

内容(「BOOK」データベースより)

もしあなたが「自分の人生に“数学的思考”なんて必要ない」と考えているのであれば、その判断は少し待ってください。「数学的思考」と「数学」は、似て非なるものです。本書には、難しい数式は一切登場しません。数学的思考とは「数学っぽく、ものを見て、数学っぽく、ものを考える」ということ。本書は「給料はなぜ上がらないのか」「年金問題はなぜ起きたのか」など日常的な疑問から、デフレ経済の処方箋、そして村上春樹文学まで、世界の旬な事象を「数学的思考法」で考えるテクニックを伝授します。

登録情報

  • 新書: 256ページ
  • 出版社: ベストセラーズ (2011/2/8)
  • ISBN-10: 4584123187
  • ISBN-13: 978-4584123188
  • 発売日: 2011/2/8
  • 商品の寸法: 17.4 x 10.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
Standard & Poor’sが米国債の格付を下げた。華々しく登場したオバマ大統領だったが、議会とのネジレによって、政策推進に急ブレーキがかかったたことが、経済低迷の原因の一つとも言われている。だが、米国経済を支えている富裕層からの政策への反発やマイノリティー出身の大統領の孤独感が事態を一層困難にしているのではと感じないではいられない。
本書は、数学的思考で経済活動をわかりやすく解説してくれる。「人々の幸福の追求こそが社会の目的だ」と経済学者は説く。政権交代を果たした現政権は「最小不幸社会」と打ち出した。国民はきっと政府は、伝家の宝刀を抜いて、閉塞感を打破してくれると、少しばかり期待していたが、未曾有の震災と原発事故が起きてしまった。貨幣経済の社会の中で地域や家族の絆、思い出など形がないものの価値を考えた人も多かった。
この本には、今の日本社会が抱える課題−デフレ経済からの脱却、子ども手当てなどの4K政策など日本の明日を考えるヒントが沢山あった。特に、ミルが提唱した「豊ではあるが、せわしさのない世界」が今の私にはしっくりきた。
後半の物語の重要性で村上春樹のエントロピー(位相)の分析はとても興味深く、説得力がある。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Kazzy VINE™ メンバー
 タイトルの「数学的思考」に惹かれて購入しましたが、本書は読み進めていくうちにある種の行動学や、経済学的な内容がメインであることが分かりました。それはそれで、興味深い内容も多く参考になる部分もたくさんありました。
 
 本書はケインズを初め著名な経済学者や数学者の理論を紹介しながら、現代経済、環境問題などを論理的に分析しています。一見難しそうな理論もイラスト入りで、分かりやすい論述にも好感が持てます。

 昨今、現代経済やデフレについて書かれた本は多いかと思いますが、本書は数学的思考、あるいは論理的な角度から、現代の不況を読み解くヒントを与えてくれています。

 唯一数学的だと思ったのは後半に書かれている村上春樹の小説とトポロジーの関係。言われてみれば村上春樹の小説からは、多分に幾何学的とも取れる文章が多く含まれていることも分かりました。

 数学的思考を身につけるというよりは、身近にある経済的な問題を論理的に考えるヒントを与えてくれる本だと思います。
このレビューは参考になりましたか?
42 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
社会問題に対する経済学的な様々なトピックが扱われている。一部はよく知られていたり、著者の他の本で扱われたものがある(協力ゲームの解の例が、シャプレー解からコアになっていたりと、微妙な重複を避ける工夫がある)。全体的には、経済学の射程の広さや、比較的最新のトピックが扱われている。野口悠紀雄さんの『「超」整理日誌』が手に入りにくくなった今、経済学の分析についての多彩さを知るには、勧めやすい本だと思う。
ただし、参考文献は載せられていない。この本にあるトピックをさらに勉強しようと思うと、なかなか次の一冊を求められないだろう。その理由は二つある。ひとつは、難しい理論の簡単な例を説明していること。もうひとつは、応用の話が多いこと。
難しい理論を簡単な例で説明するのは著者の腕前があってこその美点ではある。とはいえ、この本を読んで『ゲームの理論と経済行動』に手を出しても、コテンパンにやられるだけだろう。そして、シャプレー解やコアは載っていない。理論の雰囲気を味わうにはいいのだが、それだけに止まる。実はそれぞれのトピックに関する理論を経済学として学ぶならば、大学院になるし、教科書は洋書になるだろう。
応用例というのは、ここに関係する。三角測量やピタゴラスの定理が解らなくても、それによる測量結果は受け入れられる。微分幾何が解らなくても知らなくても、メルカトル図法の地図は認識できるように。理論を勉強できる本ではないが、理論の応用で、薫りをかんじることができる。
ちょっと高校の微積分まではたどり着いたとか、ブルーバックス好きだったみたいな理系トピック好きには、教養の幅を広げるよい本。短い話でたくさん理論が出ていてお得。しかし、真面目に学ぼうと思うなら、ここから先には似たような上級レベルの本はなかなかないし、自分で考える手本にするには難しい。紹介された比喩や用語(無限ホテルとかね)で説明する技を磨くだけになるだろう。
数学ができる(だろう)方々が好意的なレビューをしているのは、社会に対する理系な説明が好きだからだと思う。俺には当たり前だけど、みんなこうやって考えるなら世の中良くなるのにという見下した感じがあるように思えて、良い本だが欠点を主にあげた。別に数学的思考が身に付くとは思えないし、経済学の本だとタイトルで売れないか、数学って言いたいんだろうな。
まとめると、多様な理論の具体例を紹介している本。『ランチタイムの経済学』とかと違い、小説にも適用範囲を延ばしている。数学的な色彩はさほどではない。小説のトポロジーが一番数学的な部分。理論そのものは難しいものの一部を紹介している。円の面積計算を微分積分学とは言わないのと同様に、本質は付いているが理論学習には足りないし、参考文献の紹介もない。数学トピックを話せるようになる教養の本。年金問題について語るのではなく、ある年金制度の成立条件は、数学的には無限の後世がいることという話。それぞれのトピックには詳しくなれないが、そこに使われた経済や数学トピックを知ることができる本。両方ともある程度詳しいと、なお楽しめるかも知れない。(長いからいつか短い書評に変えようと思います)
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... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: はっと3
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