原作は小説の「数学ガール」。
それをコミカライズしたのが、この作品。という単純なものではないようで。
例えば、最初の方で出てくる数学の数式などの解説シーンは、中学生レベルの数学も
奥深いことを教えてくれますが、後半になってくると高校での数学を
さらに高次元に捕らえる目線で追っていく、など高度な数学知識がないと理解できない部分が出てきます。
(正直、私も後半の方はわからない行列とか複素数の図式化とか、もうわけわからず・・・)
漫画を描いてらっしゃるかたも、数学の式の部分は全て理解してるわけじゃないと、あとがきに描いてます。
とはいえ、この作品は原作の「数学と恋愛」のうち、数学に特化してた原作とは逆に
恋愛に特化している部分があるので、数学を通してつながっていく恋愛、というコンセプトが凄く新鮮でした。
数学的考証部分は原作者がチェックを担当してるので安心。
数学ガールは他にもコミカライズされた作品が現在2種類ありますが(フェルマーの最終定理、ゲーデルの不完全性定理)
それぞれ漫画を担当してる人物が違います。3種とも上下(あるいは、1,2)にわかれてて、全部まとめて買いましたが
表紙だけ見てると今の所、この「数学ガール 上」のミルカさんが一番可愛いです。
ミルカさんも普段はミニスカ(制服)にニーソでメガネという完璧な美人だし
数学に関しては天才といってもいいでしょう。
ミルカさんと、後輩テトラちゃんと「僕」(名前が出てこない。あくまでも「僕」。ミルカさんからは「キミ」と呼ばれ、テトラちゃんからは「先輩」と呼ばれている)の
3人で奏でる青春と恋愛と数学。結びつける発想が素晴らしい。
星が4つなのは、後半が難しすぎて自分が完全に理解できてないからです(笑)
ちなみに、この本を買うきっかけになったのは「数学女子」というコミックで数学が面白いと思ったので
もっと本格的っぽいのを読みたくて、という感じでした。
学生時代は物理と化学が好きだったので数学はどっちかというと苦手だったので
ああ、そういう公式とかあったっけ、とか思い出すこともありますが、いつ習ったかを思い出せない・・・