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67 人中、55人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
安易ではない、誠実な作品。良書。,
By アマゾン太郎 (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 数学ガール/フェルマーの最終定理 (単行本)
結城 浩には、品がある。本書でも氏の品がにじみ出ている。筆者の他の書籍では、 主にプログラミング言語の啓蒙書らで知っていたが、 それら書籍でも、誠実にひとつひとつ丁寧に内容を噛んで含めるように、 そして諭すようにちょっとずつ解説していく様子が非常に好感が持てた。 そうして、読者を決して置いてけぼりにしない。 わかりやすいが、内容自体は、決して簡単ではない。 そうした態度が本書でも貫かれている。 本書を読む前と後とでは、数式に態度がめっきり変わっている自分に気づく。 「数式」を前に、 わからない、なんだか難しそう、という、先入観で捉える前に、 ひとつひとつ実直に、まずは、数式を読んでみよう、と思える。 正直、主人公と女生徒とのやり取りの「萌え」部分については、 免疫が無いせいか、かなり面食らって、「(このやりとりは)果たして必要か」 という気にもなったが、 本書を読み進める上で、スパイス、というか甘みとなっているのは確かだろう。 (この甘味がなければ、より無味乾燥であったかもしれない。 そういう意味で、本書にはふさわしい味付けだったろう。 筆者の品の良さがあるので、読めないほどの甘ったるさでもない。) 本書を誰に勧めるか、という問いがあったとすれば、 中学生、高校生、あるいは、数学嫌いの社会人、と 幅広い層が思い浮かぶ。 一見中高生向けとも言える外観ながら、読んでみると読者の層を限定しない、 けれど「教育」書として極めて秀逸の作品といえると思う。 (念のため言うと、読み物としても、当然十分なクオリティがある。) ひっくるめて言うと、本書は、 安易ではない、非常に誠実な態度で書かれた文書であり、 誰にとっても読む価値が多い書だと思う。
24 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
数学にも女の子にも萌える,
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レビュー対象商品: 数学ガール/フェルマーの最終定理 (単行本)
女の子と数学の両方に萌える本第2弾(^_^;)。おなじみの不思議な才媛ミルカさんと、元気っ娘テトラちゃんに、さらに「お兄ちゃんっ娘」のユーリが加わった。前作はオイラーの話が中心だったが、今回はフェルマーの大定理(ワイルズの定理)が中心。もちろんフェルマーの大定理の証明が理解できるようになるのは無理だが、証明の流れが理解できるところまで読者を連れて行ってくれる。ミルカさんに付いていくのが大変なレベルの読者も、中学生のユーリとなら付いていけるだろう。 また、ある程度のレベルにある読者にも、十分楽しめる内容が詰っており、読んでいて飽きることが無い。 主人公をめぐる女の子達の争い(?)も、ユーリが参戦したことでますます面白くなった。是非そちらも楽しんで欲しい。お気に入りのタイプが一人はいるはずだ。さらに今回は主人公の母親も大活躍。脇役のエィエィも忘れてはならない。 数学自体に萌えているような人には文句なしにオススメ。そういう人こそ、3人の女の子の本当の魅力が理解出来、そして主人公がうらやましくてたまらなくなるだろう。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
数学の考え方が理解できる,
By れごぼく (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 数学ガール/フェルマーの最終定理 (単行本)
高校生の男女の恋愛小説?をベースにしつつ、内容は数学書です。フェルマーの最終定理の証明を理解するために必要な数学的な知識(素数、剰余と合同、群・環・体、オイラーの公式、フライ曲線、etc)や証明の手法(背理法、無限降下法)を会話形式いや式展開を交えながら読めます。 基礎的な数学から応用問題へ反転しく方法、そして証明の途中を省略しない説明があって数学書として非常に親切。 大学で数学科にいた人は少し冗長に感じるかもしれませんが、一般の人はこれほど分かりやすい数学書をあまり見たことがないでしょう。 高校や大学の時に手に取りたかった一冊です。
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