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数学を知らずに経済を語るな!
 
 

数学を知らずに経済を語るな! [単行本(ソフトカバー)]

高橋 洋一
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商品の説明

内容紹介

「経済は数学が分かっていないと分からない」。学説史に過ぎない「マルクス経済学」が隆盛を極めた日本では、この当たり前のテーゼが機能してこなかった。そしていま、数学を知らないのをいいことに、財務官僚は思うがまま国民を操ろうとしている。たとえば日本のバランスシート(資産)を無視して債務だけをアピールし、増税、増税だとわめく。勉強しない総理もつられて鸚鵡返しになる。だが、違うのだ。「名目成長をすれば消費税の増税は必要なくなる」。これはグラフでも数式でも簡単に、完全に立証できる。そう、われわれがだまされないために必要なのは「高校レベルの数学」なのだ。本書は理学部数学科・経済学部経済学科出身のエコノミストが、ビジネスマン必須の知識とともに、経済のほんとうの読み方を授ける一冊。この「経済と数学の教室」の入り口をくぐったとき、あなたのものの見方にきっとプラスの変化が訪れるだろう。ただいま「生徒募集中」です!

内容(「BOOK」データベースより)

経済・ビジネスに強くなる「役に立つ数学の使い方」教えます!二次方程式、微分・積分、等比級数…。「霞が関埋蔵金男」が日本一シンプルに解説。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 224ページ
  • 出版社: PHP研究所 (2011/12/23)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4569800424
  • ISBN-13: 978-4569800424
  • 発売日: 2011/12/23
  • 商品の寸法: 18.8 x 12.9 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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数学を知らずに経済を語るな! という題名、そしてその主旨はすばらしい。東大法学部が牛耳る財務省にあって、東大数学科出身ゆえに異色だった著者が、数学こそが経済にとって本当に必要なことを、この著書で世に対して訴えているように見えます。

内容は、前半は、高橋先生持論の、リフレーションで消費税増税論を切ります。紙幣を刷って、インフレを起こし、名目成長率を上げて、国債を返す。同時に、円安にして景気を浮揚させる、というもの。

中盤が、恐らく本書の要。データは定義をしっかりおさえること。確率の表現(10年以内に何%で起こるなど)には気をつけることなど、例をあげて数学の重要性を説いています。

最終章は、マクロ系経済学のさわり。でも、この部分だけの説明では、「なんとなく、こういうものがあるのだ。」という程度しかわからないと思う。

私にとって、残念なのは、その構成が対話形式であること。対話形式の方が、わかりやすいという意見もあると思いますが、対話でない方が著者の言いたいことがもっと言えたのではと思います。また、題名だけ見ると、この本で、経済の数学についていろいろ説明されているのだと期待するでしょうが、この本は数学が大事だということを伝える本であり、数学を学ぶ本ではありませんので、念のため、お気をつけください。
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
数学を知らずに経済を語るな、という筆者のメッセージには同感できる。
筆者が想定するド文系の読者にとっては、数字をベースに物事を考えることの重要さは十分理解できるだろう。

ただし、経済学の知識をある程度持つ読者(学部上級or院生以上)にとってはそこまで有用ではないと思われる。
購入にあたり注意が必要と思われるのは、下記5点。

(1)筆者のバックグラウンド
筆者は千葉商科大学で博士号を得ているとのことだが、
現在勤務先の嘉悦大学の研究業績をみると、掲載されているのは一般書籍執筆のみであり、研究論文での実績には言及がない。

(2)数式の誤植
p32の図1、p117の図9、p157の図10の数式にそれぞれ微細だが誤植が存在するので要注意

(3)本書議論の軸は「ものごとを数式に置き換えて考える」という点
タイトルの「数学」をとってみると、数学が解説の中心との印象を得るかもしれないが、
本書の議論の肝は「数式に置き換えて考えること」との印象を受けた。

政策批評も、数式に置き換えることに加え、一定の政策の仕組みの理解(日銀納付金の知識など)が前提となっており、
純粋に数学の考え方のみを用いた政策批評とはなっていない。ある程度経済学の基礎知識がないと本書の政策論の妥当性は検証しきれない。
この点は場合によっては読者の期待を裏切るかもしれない。

(4)解説はいわゆるケインズ経済学に立脚。マクロ経済学の最近のトレンドである動学的一般均衡論的な考え方に基づいた解説ではない
基本的にケインズ経済学に立脚した議論が展開されており、それが理論的・実証的に正しいと暗に仮定した上での解説となっている。
いまや大学院レベルではケインズ経済学は扱わないのが通常であり、そういう意味では本書はやや古い理論を土台にした政策論になっている。

(5)全般に実証のスタイルがややラフ
解説にいくつか統計データをもとにしたグラフが登場するが、いずれも因果関係などの考察が省かれており、散布図的な図表にとどまっている。計量経済学的な解説はあまりきちんとなされていない。(一部に分散分析を用いたとの解説があるが、分析過程は省かれる)
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
なぜ縦書き? 2012/2/20
 私は、摩訶不思議な新聞記事のデータやグラフなどの数字に、何の疑問も抱かずに信じ切ってしまう友人たちを、何とか説得したいと思っている「バリバリの理系人」です。自称「日本を代表するド文系頭」の編集者S君を想定して書かれている問答集なので、参考にしようと思って、購入しました。高橋洋一氏の著書はすでに数冊読んでいます。なので、それらを「文系人」に理解してもらうには、このような説明が適当なのでしょうと考えながら読みました。それなりに、得る者はあったかと思いますが、唯一の疑問は、「なぜにして、数学なのに、国語の教科書のような縦書きなのか?」ということです。文中の縦書きの式や、数字が漢字であるのは、さすがに「文系人」でも、読みにくくはありませんか?
 経済学は、デフレ不況に陥っている現在の日本を立ち直らせるためには、国民「皆」必修科目と考えています。そういう意味で、この著書は、「本当は他の先進国よりまだまだ余力のある日本が、停滞している根本原因」を突いているので、多くの国民の目を覚ましてくれるものと期待されます。
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