本書の基礎的財政収支の説明はとてもわかり易いものです。また「3」を重視する教育は注目されています。ゆとり教育の歴史も詳しく書かれていました。マーケティングの類別も頭を柔軟にする必要を感じます。ただし、本書にはウソに関することはほとんど無く、あまりにもタイトルが変だと思って調べてみると、「Read the Runes 五月の新書」の紹介に本書のタイトルは「世直し数学」とあることを発見しました。世間では、有名な著者はタイトルの権限をもっている一方で、それほど有名でない著者はその権限がないとか。出版前のタイトルと出版後のタイトルが変わることは意外と多くの書で見られます。読後感からすると、直前にタイトルを変更した書は前の方が良いと思うものばかりです。本書もそうでした。版元はタイトルをひねりすぎちゃだめな見本でしょう。