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教養としての言語学 (岩波新書)
 
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教養としての言語学 (岩波新書) [新書]

鈴木 孝夫
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

動物の伝達行動から分かる人間の言語の特質,体調が悪くても How are you?に Fine,thank you と答えるわけ,ひとりごとの時なぜ英語は自分のことを you と言うのか,など,ことばをめぐる意外な事実や見逃されてきた問題を,言語学の基本をていねいに解説しながら解き明かす.深く言語のしくみを知りたいと願う読者のための待望の1冊.

内容(「BOOK」データベースより)

動物の伝達行動から分かる人間の言語の特質、体調が悪くてもHow are you?にFine,thank youと答えるわけ、ひとりごとの時なぜ英語は自分のことをyouと言うのか、など、ことばをめぐる意外な事実や見逃されてきた問題を、言語学の基本をていねいに解説しながら解き明かす。深く言語のしくみを知りたいと願う読者のための待望の一冊。

登録情報

  • 新書: 239ページ
  • 出版社: 岩波書店 (1996/9/20)
  • ISBN-10: 4004304601
  • ISBN-13: 978-4004304609
  • 発売日: 1996/9/20
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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14 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 内田裕介 トップ500レビュアー
形式:新書
本書の執筆動機を、著者の鈴木氏はこういう。

 大学の教養課程は専門家を養成するためのコースではない。

 だからいきおい入門的な概論、総論になってしまいがちである。

 しかし通り一遍に全体を撫でるようなやりかたでは、

 なかなか、血となり肉となる知識、使える教養は身につかない。

そこで本書では、言語学の学問としての体系を概観するのではなく、

他の学問や専門との関連が深そうなトピックに絞って考察を加えている。

ここが本書のいちばんのポイントである。

つまみ食い的なアプローチは「雑学」に陥りやすいが、

テーマを5つに絞り込んで突っ込んだ議論を行っているので、

言語学としての専門的知見にも触れることができて大変に興味深い。

これまで言語学に触れたことのない方や、

教養程度の知識でよいので言語学の面白くて使えるところだけ知りたいという方に

特にお勧めしたい。
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27 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
タイトルは「教養としての言語学」だが、この本にはソシュールもチョムスキーもほとんど出てこない。言語学者としての鈴木孝夫氏の興味の広さや、独自の理論がコンパクトに展開されている著書だ。理系から文系に転身した経歴を背景に、生物学的な知識も披露しながら、言語学の入門書として読者を飽きさせない論考はさすがである。

鈴木孝夫氏を「英語教育について色々なことを言っている慶応の先生」とだけ認識している人にお勧めしたい。また、氏の言語学事始めとも言える箇所もあり、岩波新書に入っている他の鈴木氏の著書と比較してみるのも面白いだろう。

このレビューは参考になりましたか?
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
言語学の基本。日常から「これはどうしてこうなるのだ?」と気になったことを、分析していく様子を述べている感じがした。鈴木孝夫氏の言語学に対する取り組み方が垣間見えて楽しかった。

第五章、“「言語干渉」から見た外国語”という章は面白かった。日本語はどのように西洋語を輸入し、かつ日本語は日本語、西洋語は西洋語といった感じですみ分けることが出来たのかについて、筆者の意見が書かれている。

全体的に、筆者の意見が書かれている本であり、あっさりとしている。「教養としての言語学」ということから、インテリぶった難解な本ではないのである。

まえがきによると、筆者の大学教養課程に対する考え方は、「学生が今生きている歴史・社会・文化的な状況を、彼ら自身で考えていけるように、手助けするような内容を教えるもの」としている。学生一人ひとりが“考える力”を持つことがいいといっているのだろうか。

日常生活に潜む「なんでだろう?」を追求してきた筆者の生き方が見てくる本だ。おすすめである。
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