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教育幻想 クールティーチャー宣言 (ちくまプリマー新書)
 
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教育幻想 クールティーチャー宣言 (ちくまプリマー新書) [新書]

菅野 仁
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 819 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

学校の目的は「すばらしい人を作る」ことではなく、「社会に適応できる人」を育成すること。自由も管理も理想も現実も、こと教育となると極端に考えがち。問題を「分けて考えて」、より「マシな」解決の道筋を見つけよう。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

菅野 仁
1960年宮城県仙台市生まれ。89年東北大学大学院文学研究科社会学専攻博士課程単位取得。東北大学文学部助手などを経て、96年宮城教育大学教育学部助教授、06年より同大学教授。専攻は社会学(社会学思想史・コミュニケーション論・地域社会論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 191ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2010/3/10)
  • ISBN-10: 4480688358
  • ISBN-13: 978-4480688354
  • 発売日: 2010/3/10
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 新しい「自己責任」と「学校教育」について, 2011/6/24
レビュー対象商品: 教育幻想 クールティーチャー宣言 (ちくまプリマー新書) (新書)
一番の名言は、「自己責任」論がまかり通る中、実は、すべてを自己責任で負えないうちは、誰でもどんな境遇の人でも実は「修行の身」であり、たとえ他人に迷惑をかけないとしても、すべての欲望を解放できる存在ではないのだ、ということです。これは、様々な実例に当てはめるとピンとくる感覚で、しかし上記のような自己責任論が幅をきかせる中では忘れがち、見えにくいことだと思いました。

学校教育についても、近年の暗黙の「教育万能/完璧論」について警鐘をならしています。学校教育に過度の期待を抱いてもしょうがないということで(広田照幸氏なども論じているところです)、そこから何を目指すか、ということに結びつけてるところが参考になりました。教育関係者だけでなく、物心ついた学生の方々、保護者の方々にもおすすめです。論じ方が説教的ではないので、とても素直に読めます。
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 教育者でなくても必読, 2010/4/14
レビュー対象商品: 教育幻想 クールティーチャー宣言 (ちくまプリマー新書) (新書)
団体の中でリーダー的役割を任せられることが多い方、部下を抱える上司、子育てをしている親、他者と接する機会がある方ならどなたにも当てはめて読むことが出来ると思います。
「事柄志向」「人柄志向」というキーワードが取り上げられていました。「事柄」を重視して行動すべき場面でそれが出来る人材は、「人柄」が重視される場面での評価に繋がってくるのではないかと思います。
「ルール関係」と「フィーリング共有関係」との切り替えをしっかり捉えることによって、団体や小規模での対人関係もうまく成り立っていく…いえ、良い距離感が保たれお互いを向上させることが出来るのではないでしょうか。
「心の教育」も「ルール」を知った上で意味を成すと思います。
私が住んでいる所は田舎のためか、教育者や他者に対し、「人柄志向」や「フィーリング共有関係」を求めることを耳にする事がまだまだ多く、やもすると「クールティーチャー」が批判の対象になってしまうこともあります。
批判を先に耳にすると、これから関係を築くという場面でつい構えてしまいますが、その時々に“この場合は何に基づいて考えるべきか”を自分の中で整理できる目を持てたらと思います。
一親としては、学校に対して勝手な思い込みで幻想を抱いてしまいがちですが、教育現場と家庭とで程良い連携を持ちながら、「ルール」と「心の教育」をしていけたらと思います。
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 すべての人のための「新しい」教育論の本, 2010/3/28
レビュー対象商品: 教育幻想 クールティーチャー宣言 (ちくまプリマー新書) (新書)
 今までの教育の失敗の反省から生まれたのではないかと思うような、新しい教育論の本だと思います。
「管理」と「自由」、「人柄思考」と「事柄思考」などのように、対立する要素を双方の特長をうまく合わせて両立させようとしています。
「規律」によって「自由」が保障されるというのには同感します。「ルール感覚」を学ばせるという考えもとてもいいと思います。道徳とか倫理とかいろいろな表現がありますが、ルールが自由を保障するツールであるという考えは全く同感です。
教育現場での話も豊富で現実味があり、指摘も鋭いと思います。
教師についても全体的に見渡して書かれており、同情や配慮をしたり、良くないところは批判的に書かれているなど、一方的でないので偏りが感じられない書き方になっています。
 若い人のほかにも、子供の親から教師まで、幅広くためになる教育論の本だと感じました。
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