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最も参考になったカスタマーレビュー
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
現代でも通じる教育論,
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レビュー対象商品: 教育に関する考察 (岩波文庫 白 7-5) (文庫)
ロックといえば『人間知性論』や『統治論』で有名であるが本作もそれら主著に負けない良作だと思う。豊富な事例に裏打ちされた彼の教育論は現在の観点から見ても遜色はないと思う。たとえば冷水で肌を鍛えることを推奨したり、粗食を勧め子どもの健康維持に努めている。また親が見本を見せ子どもの興味・関心を惹きつけるように書かれている。 イギリス経験論の代表格であるロックらしい経験に裏打ちされた教育論の真髄を体感してほしい。
4 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
努力論,
By 天心 (福井) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 教育に関する考察 (岩波文庫 白 7-5) (文庫)
英国の教育論、特に上流階級の子供の育て方であるが、教育方法を細かく具体的に文章にしたことに意義がある。書簡集を元にしているので、すべての章を通して読んでみると、やや統一性に欠ける。周りにいる人が善い人ばかりなら、この教育理論は成り立つと思うが、様々な人とふれあう機会が多い現代では息子だけを鍛えればうまくいくとは限らない。即ち、ロック自身は、公的学校の有害性(悪い仲間、悪知恵)を指摘している。 内容は英国風に押しつけがましくなくて、具体的にわかりやすく、学習意欲の向上方法や礼儀作法、躾がなぜ必要か書かれている。これは現代でも十分通用する。 しかし、本の通りに実行しても、将来、幸せには成れない。本来、人間のもつ矛盾や、世の中の矛盾を克服できる何かを自分の中に確立する必要があるからだ。
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