(日経バイト 2005/07/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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インターネットをずっと利用してきた方、
最近はじめ、それ以前のことが知りたい方、
読み物として、文献として、手元にひとつ。
読まれた感想はその人その人の知識レベルや
興味範囲によってさまざまだと思うが、
私にとっては実に有益な一冊。まよわず星5つ。
また、恐らくページ数を減らす目的だと思われるのだが、ハッキリ言ってかなり読みにくいレイアウトになっている。しかし、1ページあたりの情報量の多さや、詳細に書き込まれた脚注からは、士郎正宗作品的な「情報詰め込み感」が感じられ、それなりに楽しむことができた。(このあたりは賛否が別れるところかもしれない。)
私自身は内容の詳細について検証するほどの見識はないのだが、おそらく増補されるべき内容がでてくると思われるので、今後継続的に続編(または増補~~新版)が出版されることを願う。
タイトルの「教科書には載らない」とは、企業主体のトピックを基本的に扱わず、個人ユーザの活動を中心に歴史を語ったことの表明です。しかし個人ユーザの活動について網羅的に扱っているわけでもないので、要注意。例えば「メルマガ」「オークション」などの記述はありません。
著者の名を知らなかった方は、「ネットニューズ」「WAREZ」「巨大掲示板群」「個人ニュースサイト」「テキストサイト」「ウェブログ」「P2P」「動画・FLASH」「パソコン通信」「草の根BBS」という10個のキーワードをご確認ください。これら全てに縁遠い(遠かった)方には、お勧めできません。
本書の記述は読み物としてはいささか簡潔で、固有名詞の比率が高すぎます。まさに「歴史教科書」。副読本や親切な講師が存在しない現在、本書を楽しく読むためには読者自身の体験や興味関心で行間を補う必要があります。「何を語るか」という点で著者の個性が強烈に出ており、注意が必要です。
ところで本書は一部、たいへん読みにくいレイアウトとなっています。そして巻末に索引がない。本書の狙い・概要も書かれていない。この編集には怒りを覚えました。なお、日本のウェブ日記・ウェブログの一般的な歴史を読みたい方には「ウェブログの心理学」を勧めます。
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