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教皇暗殺〈1〉 (新潮文庫)
 
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教皇暗殺〈1〉 (新潮文庫) (文庫)

トム クランシー (著), Tom Clancy (原著), 田村 源二 (翻訳)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

KGBの謀略は着々と進められた。これを理不尽と思うKGB通信将校とCIA分析官ライアンが考え出した神をも欺く作戦とは? 全4巻完結。

--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。


内容(「BOOK」データベースより)

時代は米ソ冷戦真っ只中、強力なKGBとCIAは、鉄のカーテンを挟んで活発な情報戦を繰り広げていた。一方ポーランドの惨状に心を痛めたローマ教皇は、密かに親書を認めた―政府が抑圧を続けるなら、自分は国民のために教皇の座を捨て、祖国に戻る。教皇の挑戦状にクレムリンは動揺する。ロンドンではCIAの若き分析官ライアンが、英SISに招かれてソ連の経済分析を行なっていた…。

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5つ星のうち 3.0 魅力は中程度, 2003/7/30
このレビューの引用元: Red Rabbit (ハードカバー)
"Hunt for the Red Octorber"で登場したJack Ryan が、作品が新しくなるごとにどんどん出世し、遂に "Debt of Honor(日米開戦)”では大統領にまでなってしまったが、今回の設定は1980年代前半。時代はぐっと遡り、Jack Ryan も若すぎて今回は脇役並。エド・フォーレイやマリー・パットが中心となって活躍する。

米ソ冷戦の真っ最中で、鉄のカーテンを挟んだ情報戦の時代。東西陣営のスパイ活動が最も盛んな頃であり、CIAとKGBの情報活動・防諜活動や旧ソ連体制下での政治力学など、それなりに面白い。

しかし、毎度のことながら、始まりの数章はじっと我慢をして読む覚悟が必要。読み進んでストーリー展開にのめり込んでしまうと、最後まで読まずにはいられなくなってしまうが、勢いに乗るまでは、正直言って苦しかった。

Tom Clancy の魅力は、ストーリー展開の面白さもさることながら、専門的で詳細すぎる程の描写の迫真性にある。

最先端の専門技術、例えば他の作品での例をあげれば、潜水艦がどのような仕組みで成り立っているかとか、プルトニウム爆弾がどのように核爆発の連鎖反応を引き起こすかといった技術的・科学的なことを、これでもかと言うぐらいに何ページにも渡って細かく説明する。
こうした記述は普通は冗長なだけだが、Tom Clancyの場合には、よく調べてあるだけに、これがまた面白い。リアリティと言うか説得力というか、妙に引き込まれる不思議な魅力となっているのだが、本書には、これがないのが残念。時代を遡ったので仕方がないのかも知れないが、旧ソ連下の政治力学について延々と書かれても、少々疲れるのが、やや難点。

但し、本筋であるストーリー展開の面白さ、読後の爽快感は期待して良い。
ファンとしては、あえて辛目の評価をして星3つ。

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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 トム・クランシーも終わったか?, 2005/9/4
レッドオクトーバー以来のクランシーファンとしては、衝撃的といってもいいくらいのひどい作品です。
他の方もいろいろ書いているので重複する部分は省きますが、よくぞここまで「身内」(アメリカ、ライアン、キャシー、ジョンホプキンス等)を持ち上げられるな、と気持ち悪くなりました。まあ、日米開戦あたりからその傾向はあったけど。とにかく彼らは絶対的な正義、賢さ、勇気の象徴として延々と描かれている。もう勘弁してくれ、というくらい。
ついでに言うと、イギリスに対してはコンプレックスからか、「畏れ敬いつつも嘲笑する」という何だか読んでいて胸がムカムカするような文章がダラダラと続く。(対して、日本はお嫌いなようですね)

そのくせ、ストーリーは冗長。つじつまも合わない。必然性もない展開が続く。あの緻密な構成のクランシー作品はもう読むことができないのか?

以前からのファンは読まなくていい。というより、読まないほうが賢明です。
新しいファンは、「クレムリンの枢機卿」「レッドストームライジング」あたりを読んでください。きっと「クランシーはすごい作家だ」と感動すること請け合いです。

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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 今までのJack Ryanシリーズとは少々違い....。, 2003/12/18
このレビューの引用元: Red Rabbit (Jack Ryan) (ペーパーバック)
クランシーのジャック・ライアンのシリーズといえば、Jackの明晰な分析と、官僚制や政治などの障害、工作員や職業軍人の活躍、ハイテク兵器、迫りくる危機...というハイテクスリラーであったが、冷戦のさなか、時系列的にPatriot GamesとThe Hunt for Red Octoberの間に位置するこの作品(Jackがロンドンに赴任直後から話は始まる)には、ハイテク兵器どころか軍人は一切出てこない。

通常、クランシーの物語には手に汗握るような危機と、苦悶しながらもそれを切り抜けるエキスパートたち人間が織り成すクライマックスが用意されているが、今回の物語には大きな山場が2つあるものの、一つ目の、Rabbitの亡命はあっさりと成功するし、2つ目の暗殺計画の阻止の部分にもあまりスリルは感じられなかった。

シリーズ中の作品群では残念ながら一番「惹かれなかった」作品だが、ファンならばやはり作品全てに目を通しておきたいところ。Foley夫妻やJudge Moore, Bob Ritter, Admiral GreerのCIA幹部トリオなど、おなじみの人物が出てくるところも安心して読める。
やや厳しい基準で評価して、星3つ。"The Teeth of the Tiger"が次世代の話になってしまったので、Jackの活躍がもう読めないならば残念。ならばせめてRainbowの続きでDingやClarkのストーリーが読みたいもの....。

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