本書は10章で構成される。1から2章は「独学を支援する教材」のイメージをつかむ導入部で、3から4章はテストの役割、作成方法を説く。5から7章はプリント教材の設計、作成方法を解説。8から9章では実際に教材を試用し、改善する方法を示している。10章は本書の「まとめ」に相当し、独学を支援する教材の意義や教えることの意味などについて述べている。各章とも、冒頭に「学習目標」を箇条書きで掲げたうえで、「背景」、その章の「キーワード」、「事例」、「章のまとめ」を簡潔明瞭に記述。内容が理解できたかを確認するための「練習」と「フィードバック」も掲載しており、かなり丁寧なつくりになっている。また、「釣り入門」の教材づくりを「事例」に取り上げるなど、親しみがわく配慮がなされている点もうれしい。
インターネットを活用したeラーニングの普及に伴い、IDはeラーニングを効果的に実施していくための手法として注目されている。それだけに、研修を受ける人も本書でIDの基本的な考え方を知っておくことは有益ではないか。(清水英孝)
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5つ星のうち 5.0
入門向け--他書に比べて教育システムが単純,
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レビュー対象商品: 教材設計マニュアル―独学を支援するために (単行本)
実はまだ読んでいる途中だが、この本は《買い》だろう。教材の設計・開発・運用・改善を体系的に行う方法が紹介されている。教育工学やIDの本がたくさん出版されるようになったが、多くの本が《大規模な教育システムを想定していて非常に読みにくい》。《この本の良いところ》は、対象とする《教育システムを「独学を支援する教材」に限定》しているため、非常に《単純でかつ総括的に説明》されているところである。
18 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
教材を開発するためのプロセスがわかる!,
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レビュー対象商品: 教材設計マニュアル―独学を支援するために (単行本)
学校、企業、ジャンルを問わず誰かに教えるための教材を作らなければならない立場の方に断然オススメです。教育目標の立て方、教える内容の分析のやり方、教える戦略の立て方、効果の確認の仕方と教材を開発するプロセスを丁寧に解説しています。例も釣やドラえもんの書き方など堅苦しい題材ではないので良くわかりました。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
現代の独学 e-Learningの参考にもなる,
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レビュー対象商品: 教材設計マニュアル―独学を支援するために (単行本)
とにかく読みやすい。本そのものが、一つの教材になり、その中で一つの教材を作っている手順に従って解説する、そんな入れ子構造が著者の周到な準備を感じさせて好印象。しかも、ベテランへのアドバイスを求めることなど、きわめて実際的な手順が示されている。 最近は、教材もインターネットなどを使ってホームページ上、そしてe-Learningという形式を取るものが増えてきた。 学校や企業も、e-Learningばやりだ。でも単に、紙芝居のようなものも多く、インタラクティブとは言い難い。その紙芝居であっても、この本に示されているような「責任範囲の明示」などを明記すれば、かなり印象は異なるのではないだろうか。 まだまだ、この本の役割は大きいと感じられる。
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