暮 洋一(くれよういち)27歳。飛び級するほど頭はいいのに論文を出さない、でも大学に残り研究をしようという、やる気あるのかないのか分からない大学院生(教授の助手)が主人公。「なんでもありの非日常系大学ストーリー」だそうです。
3つのエピソードを掲載していますが内容はばらばら。発見された人骨の真実に近付こうというミステリー調の第1話。かと思えば学内で派閥闘争がおこり、一介の研究生である主人公もどっちの派閥につくのかとまきこまれる第2話。かと思えば訪れた島でトレジャーハントをすることになる第3話と全く別の雰囲気。この漫画のジャンルは一体何になるのか……説明に困ります。史学の教授ということで少し歴史背景などが出てきますが、知らないと楽しめないということはありません。
普段は綺麗な女性が近くにいないことを嘆き、でも主人公を利用しようと近付いた女性に一筋縄ではいかない。大学にいたいなら論文を書けばいいのにそれを避けようとする。とにかくつかみどころのない主人公。読みきり掲載だったという1話ではそういう感じはでませんが、第2話と第3話ではそれが顕著に。
そしてタイトルの割りにあまり登場・活躍しない太田教授ですが、その言動にはなんか癒されます。大人なのに子どもっぽい、研究者の一面がいい感じに出ています。
そんな二人のやりとり、是非一読を