教師の仕事とは、人間関係の仕事といってもよいだろう。
だからこそ、子どもたちとの関係が良ければやりがいを感じるし、関係が
悪くなれば非常に落ち込んでしまうのではないだろうか。
本書は、教師が子どもや学級集団と関わる技術を「ソーシャル・スキル」
と定義し、教師にとって必要なソーシャル・スキルを丁寧に分かりやすく
具体的に書きまとめたものである。
子どもの実態を理解するために、教師の思いを適切に伝えるために、どの
ようなことが求められるのか、また何が原因で上手くいかないのかを、
場合分けをしながら、具体的に提示してくれているため、明日からの生徒
との対応にすぐに活かせる実用的な内容になっているのが嬉しい。
筆致鮮やかで、一言一句に重みがある、今後「プロ」の教師として生きて
いくためには必読しておくべき本です。読んで必ず得るものがある本として
お薦めします。