中高で習う英文法で、ルールとして教えられるけれども、なぜそうなるのかはよくわからなかったものについて、最新の英語学、とくに認知言語学の知見から応えたもの。項目は詳細なものとなっており、包括的なものである。特に学術的なバックグラウンドはなくとも読み進められる。
現場の教育関係者が一定の学術的裏付けを求めたり、逆に専門的に研究した人が教育現場に立つ、という時に教育現場と学術的成果の橋渡しを可能とするものである。緻密に書かれているので、どちらの人にも満足感を与えることは請け合いである。
以前からの疑問がすっきりしたり、あまり気にしていなかった文法ポイントに見事なルールが隠れていたりと、知的快感に満ちたものである。