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教室から消えた「物を見る目」、「歴史を見る目」
 
 

教室から消えた「物を見る目」、「歴史を見る目」 [単行本]

小柳 陽太郎
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

学校は個性尊重を言う前にまず古典教育を徹底せよ! 福岡県で名物国語教師として知られている著者が、軽視され続ける日本の伝統文化の復権を説く骨太の教育論。

内容(「BOOK」データベースより)

個性尊重の前に古典教育を!日本の学校が駄目になった原因は「歴史の喪失」にある―。元・修猷館高校の名物国語教師による珠玉の教育論。

登録情報

  • 単行本: 230ページ
  • 出版社: 草思社 (2000/05)
  • ISBN-10: 4794209762
  • ISBN-13: 978-4794209764
  • 発売日: 2000/05
  • 商品の寸法: 19 x 13.2 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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形式:単行本
 個性を尊重するという前に、個性を強くたくましく鍛え るためにはどうすればいいか、それが問題なのにその訓練 の方法を誰ひとり教えてはくれない。[p42]

 子供は子供で、「自由にのびのびと」といっても、水泳 の基本も教わらないままに水の中に放り込まれたようで、 何をどう書いていいか分からない。[p33]

 昭和25年から、30年余にわたって、福岡県立修猷館高校 で教育にたずさわってこられた小柳陽太郎先生の新著「教室か ら消えた『物を見る目』、『歴史を見る目』」の一節である。

 修猷館高校は、天明4(1784)年、黒田藩の藩学として創設さ れ、戦後も教育改革の波に洗われることなく、「猷(みち)を 修む」という校名も、校風も維持されてきた学校であった。 その校風を、小柳先生は次のように描写される。

 職員室の中にも授業以前に「学問」に対するきびしさと よろこびがあふれていたし、校則はルーズなところもあっ たが、教師と生徒との間の深い信頼関係には、それを補っ てあまりあるものがあった。このような校風、それは戦前 の旧制高校にも通う、学問をよろこびとする教育の、いわ ば原点というべきものであろう。[p229]

 「学問に対するきびしさとよろこび」、「教師と生徒の深い 信頼関係」、、、戦後の教育改革の中で、我々がすっかり忘れ 去ってしまった世界がここにはある。教育改革の方法論がさか んに議論されているが、その大前提として我々が忘れ去ってし まった教育の原点を、小柳先生の言葉を通じて再発見したい。

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