「『現場に出て経験を積めば教師の力が自然と向上する』という錯覚」
まさにそうでした。
私がそうであったように,多くの人が,さほど苦労せずに,現場に出ると思います。
大学での学び,教育実習,教員採用試験,・・・などで大変さはあるものの,乗り越えて現場に出ると,
そのままスムーズに行くものと錯覚しています。
しかし,今までの人生と違ってうまくは行かないことが徐々に分かってきます。
私も教壇に立つ夢がかなったのに,今,『教壇に立つのが楽しみ』とは言えません。
『修業』ができていないのです。経験だけ。その場のことだけしています。
『教壇に立つのが楽しみになる修業術』というタイトルを見たとき,
正直,大前先生は実力があって,優秀で苦労なく幸せな教員生活を送っておられるのだろう。
教壇に立つのが楽しみと言い切れる。いいなあ。私には無理だろう。
と思った。
でも読んでいくと,大前先生のようにすごく努力している先生にも多くの苦労があったのです。
解決したらまた次の問題。努力しても徒労に終わる。
しかし,先生はまた次の一手。
『ギブアップはしない執念だけが,教師の仕事を続けさせるのだと思う。』とある。
この本には大前先生が実際に毎日行っていることが詳しく書かれてある。
理論だけかと思っていたら,苦労した現実も多く書かれている。
本当に具体的で,教室の子どもの様子が見え,びっくりした。
大前先生にでもこんな苦労があり,そして,努力を重ねている。
私が今のままで『教壇に立つのが楽しみ』になるわけはないのだ。
書かれていることを少しでも多く真似てやってみよう。
『修業』してみよう。
次々出てくる問題にも楽しんで向かっていこう!
そんな元気が出てきた。