教師1年目の自分にとって、この本は勉強になることが多く、今後、授業や生徒指導に活かしていきたいと思えるものばかりでした。
元小学校教諭の著者は、「児童・生徒を『追求の鬼』に育て上げることを信条としている」とある通り、良い教え方とは子供に自主的に学習意欲を起こすことだと述べています。
そのためには、
・重要なことだけ少しだけ教える。それも全て教えるのではなく、教え惜しみをして、生徒に「はてな?」を作らせる。
・「はてな?」で始まり「はてな?」で締める。
・教師自身が敢えて間違ったことを話し、生徒に「それ、違うよ」と指摘させる。
・発問で生徒の固定概念を崩したり、挑発したりして思考を深めさせる。
・笑いやユーモアは潤滑油。それがない授業は子供たちにとっては「拷問」である。
など、子供たちのやる気を出させる授業、発問や板書の方法、子供への接し方(褒め方、叱り方)が詳しく、また、分かりやすく説明されています。
その中で私が気に入ったフレーズ
「子供と一緒に笑える教師は子供といっしょに歩める教師であり、子供とともに進める教師だ」
子供を上から押さえつけるのではなくて、子供を下から持ち上げることこそが、良い教育なのだということが分かりました。
教師以外でも、教育に携わる人は是非とも読んで頂きたい1冊です。