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5つ星のうち 3.0
カンヌを知れる,
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レビュー対象商品: 教えて! カンヌ国際広告祭 広告というカタチを辞めた広告たち (アスキー新書) (新書)
カンヌでの評価体系って、こんな風なんだとかわかって面白かった。 だけど巷で「カンヌ的」と評される よくわからない広告、かっこいいだけの広告、俺達っていけてるじゃん広告、賞狙い広告 というのは、時代が変わっても本来の「広告」ではないと思ってる私としては、 どうしても著者が書かれてる事に対して賛同できない。 広告というカタチを辞めて、エンタメだけになったとして それで消費者が動く事はないと思う。 広告の本質はやはり「売る」事なので、 その為に、ポジショニング戦略を練って布石を打っていく姿勢こそなんですよ。
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
カンヌを疑似体験できる、希有な一冊,
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レビュー対象商品: 教えて! カンヌ国際広告祭 広告というカタチを辞めた広告たち (アスキー新書) (新書)
カンヌの審査員を務めた著者の体験記、そしてカンヌから見る広告、コミュニケーションの変化とポイントがまとめられた一冊第一章でカンヌの舞台裏を説明している。審査について舞台裏でどんなことが起こっているかが、空気感を含めて詳細に描かれており、審査の裏側を垣間見ることが出来る。 後半三分の二はカンヌの事例を踏まえつつ、これからの広告、コミュニケーションの変化についてまとめてある。 平易な文章で読みやすく書かれているが、鋭い考察、提言が並んでおり、大変参考になった。 第六章では2008フィルム部門グランプリ作品「ゴリラ」を取り上げている。この作品には個人的に首をかしげていたのだが、本書を通じて理解が深まったように思う。
5 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ダイバーシティー:広告祭もやはりカンヌらしい,
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レビュー対象商品: 教えて! カンヌ国際広告祭 広告というカタチを辞めた広告たち (アスキー新書) (新書)
最近はyoutubeなどで海外のCMも見ることができる。評者が好きな物を二つ紹介しよう。以下のキーワードで検索してみて下さい。Happy Inside - IKEA cats advert HTC You Campaign TV Commercial 日本のCMも良いけど、海外のCMもまた全然違う魅力を持ってるでしょ?そんな違いの理由も本書を読むと見えてくる。 カンヌ国際広告祭は年に一度フランスのカンヌで開催される。応募数が2万点にのぼる世界最高峰の広告祭である。著者は2004年に日本代表としてフィルム部門を審査した佐藤氏だ。 本書の前半は佐藤氏の経験したカンヌの舞台裏のレポートである。 2004年の審査委員長はインド人で、アジアからは他にタイと韓国からも審査員が選ばれている。また22人の審査員のうち英語ネイティブは8人で、早すぎる英語は逆に不利という。審査員も国際的である。 当然、国ごとの駆け引や自社作品の遠まわしな売りこみもある。本書からはそんな駆け引きも含めて佐藤氏がカンヌを楽しんでる姿が伝わってくる。 一時審査は極めて機械的だ。次々と流れるCMを3秒以内に点数を付け合計点で順位をつける。一次審査で5千本から250本に絞られる。 ここからは議論のやり取りだ。カンヌで重視されるのはダイバーシティだ。広告の新しい可能性を示す物が選ばれるのだ。カンヌではただ良いだけでは駄目、今までにない特別な何かが求められる。これはカンヌ映画祭も同じだね。 後半ではカンヌから見えてくるこれからの広告の姿が示される。グランプリを受賞したゴリラがドラムを叩いてるだけのCMを事例として説明している。これもネットで見れるけど「なんじゃこりゃ?」でも笑える。 成熟し差別化の難しい製品。情報の洪水の中にいる消費者。そんな環境において、あえて不完全なCMを作ることで口コミを喚起する、そんな広告の進む道。いや良く考えたもんだね。
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