仲のいいコンビだなと思っていました。
でも、ただ仲がいいだけじゃなく、お互いがお互いの人格と人生を尊重し、なおかつお笑い芸人としてのお互いを評価しながら(しかもお互い、相方の方が自分よりもお笑いのレベルが高いと評価している。って凄いです)狭い1DKで20代をともに過ごし、切ないくらいに互いのことを気にかけ、がむしゃらにお笑いに全てを賭けた彼らの今までをなんだか包み隠すことなく赤裸々に語ってくれてしまった本書。
二年ほど前に「エンタの神様」で、なにこいつら?!てぐらいに笑わせてくれた無名のコンビ。
その後はときどき、エンタでしか見ることがなかったけど、2007年の11月に「笑点」の演芸で、凄く笑わせてくれた。そのとき改めてコンビ名を確認した『サンドウィッチマン』。
お笑いに詳しくなかったから、普通にテレビに出てる人たちなのかと思ってたけど、違ったんですね。12/23のM1グランプリ、敗者復活のコールの瞬間に彼らが出てきてびっくりしました。
無名無名と繰り返しコールされたチャンピオン。
だからと言って彼らのことを知ろうと思ったことはなかったから、今回本書を読んで凄く驚いてしまいました。
仲がいい訳ではないんですよね。
いや、仲はいいかもしれないけど、男同士だし、べたべたするのも普通に変だし。
親友として微妙に距離感を保って、隣同士で寝てるけどお互いの行動には干渉しないで。
そして、凄く相手のことを大事に思っているんだなあ。この世界に入るきっかけを作った誘った方と誘われた方、でも未だに、どちらにも感謝してる。
同性二人だったら確実にいらつくこともお互いにスルーして行く関係。
感謝しているし頼ってもいる。一番大事な人生のパートナー。
読み終わったとき、ちょっと泣いていました。
うらやましいと、思いました。