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救い―ある人々に起きた小さな奇蹟
 
 

救い―ある人々に起きた小さな奇蹟 [単行本(ソフトカバー)]

馬越 康彦
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

将来の期待に胸を膨らませた大学生が、実社会で挫折する様を、「正義」、「友情」、「善良」、「恋愛」、「義侠心」、「親子の情」といった人間存在の基盤となる道徳的要素のすべてから冷たく見放されていく形で一旦素描し、その後ふたたび人間存在への懐疑から解き放たれ、失ったものを取り戻していく姿を、人間礼賛へと結びつけた壮大なスペクタル小説。

ごくありふれた一人の大学生が、実社会に出て職業を転々と変えていく過程で、人間にとって欠かせないあらゆる道徳的要素から見放され、孤独の内に虚しく一生を終えるものと諦めていたところ、ある兄妹との付き合いの中で、一つずつ失われた道徳的な感情を取り戻していく姿を、馬越哲学と結び合わせ、最後には自分にとってもっとも大切な人にもたらされる奇蹟を描いた一大感動巨編。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー)
  • 出版社: ブイツーソリューション (2011/11/1)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4902218801
  • ISBN-13: 978-4902218800
  • 発売日: 2011/11/1
  • 商品の寸法: 18.8 x 12.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本(ソフトカバー)
今から5年ほど前、馬越氏の「情熱は影を従えて」を拝読しました。
その時の本の内容と、今作で語られる主人公の職業経験が重なっています。
つまり、これは馬越先生の実体験をベースにしているのです。
馬越哲学を巧みに文学に取り込んだ、馬越文学の完成でしょう。
それにしても人間の一代記というのは面白い。
今時でいえば、NHKの朝連の「カーネーション」といったところでしょうか。
他のレビュアーの方も書いていたように、親子の情からすら見放される箇所は読んでいて
あまりにも痛々しい。
漫画家の梅図かずお氏の傑作である「おろち」の「戦闘」を思い起こしました。
想えば梅図氏もまた、人間社会のあまりの不条理を経験した故に、シェイクスピアのように
仮面を被ることになったのでしょう。「まことちゃん」なんて嘘なのですよ。
梅図氏の本当の心の闇には、もう誰もたどり着けないでしょう。
馬越さんも同じなのでしょうか?
後半に救いがあるのが本当に救いです。
でも女性の大腸癌は、扱いにくい話題ではなかったのでしょうか?
次回作も楽しみにしています。
私ら一般人はこんな数奇な一生は送りたくても送れないでしょう。
本物の作家は職業作家からは生まれません。否が応でも人生の辛酸を嘗めつくした者のみが、傑作を後世に残せるのです。
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形式:単行本(ソフトカバー)
本の内容紹介とまったく同じことが書かれています。無邪気な大学生が社会人となり世間の厳しさにへこまされ、
「それくらい社会人なら我慢しなさいよ」などとはとても言えないほどの、陰湿ないじめによって友達を一人
失うことになってしまいます。
涙を誘われる部分が多いのですが、一番泣けたのは「親子の情愛」の部分です。
しかしながら最後に救いがあって、読み手も救われる、そんな小説です。
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