例えばこういう数字。
・2001年、ハローワークを通じて失業給付を受け取った国家公務員退職者は3617人。
公務員は雇用保険に加入していないので、その失業給付の財源は一般会計である。
・社保庁が24ページの「ウォーキング・ハンドブック」を購入したが、制作にあたって5人の職員に437万円の監修料が払われた。
業者に冊子を作らせ、監修料が個人にキックバックされる仕組み。過去5年で6億円。
前半は数字を使って官僚、政治家批判。「日本一腹が立つデータブック」と宣言した割には、後半はややネタ切れか、トーンダウンして数字を使った議会制度の解説。
知ってどんな意味があるの?と思う数字もあるが、いくつかの数字は意外であり勉強になった。
難を言えば、
・数字がたくさん登場する本なのに縦書きなのでかなり読みづらい。例えば「2007万2437円」は一文字ずつ縦に並んでいて、そういう数字が続くので疲れる。
・50箇くらいの章があり、冒頭に数字が出てきて、本文を読まないと何の数字か分からず、縦書きと合わせて少しストレスを感じる。軽い読み物なら、最初に説明してほしい。