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政治とカネ―海部俊樹回顧録 (新潮新書)
 
 

政治とカネ―海部俊樹回顧録 (新潮新書) [新書]

海部 俊樹
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (33件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「私は墓場まで持っていかない。隠し立てせずにありのままを書く」。冷戦終結、湾岸戦争、バブル崩壊…。時代の大きな転換点にあって、次々と押し寄せる難局に、首相としていかに立ち向かったのか。自民党、新進党、自由党で三度も組んだ小沢一郎とは何物なのか。政治の師・三木武夫元総理の遺志を継ぎ、クリーンな政治を目指して「金権」と闘い続けた五十年。戦後政治の光と影を知る、首相経験者による前代未聞の証言。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

海部 俊樹
1931(昭和6)年愛知県生まれ。早稲田大学法学部卒。60年、衆議院議員初当選。内閣官房副長官、文部大臣などを経て、89年、第七六代内閣総理大臣就任。その後、自社連立に反発し自民党離党、新進党党首、自由党最高顧問などを経て自民党に復党した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 189ページ
  • 出版社: 新潮社 (2010/11)
  • ISBN-10: 410610394X
  • ISBN-13: 978-4106103940
  • 発売日: 2010/11
  • 商品の寸法: 17 x 11.2 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (33件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
27 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By さきこマイラブ トップ1000レビュアー
 政治家の回顧録としてはあまりにも中身が薄い。
 しかしながら,思いのたけを飾り気なく語っているところは,やはり師の三木元首相譲りか。
 失礼ながら,今まで海部さんに対しては,「時の権力にコロコロ寝返る節操のない政治家」という良くない印象を抱いていたが,竹下派の傀儡であることを百も承知で,それでも国家と自民党のために恥を忍んで総理になり,世界の激動期に政権を任された孤独と苦悩が率直に書かれており,この人を再評価することができた。
 小沢さんには何度も煮え湯を飲まされて,さぞや悔しい思いをしたのだろう。海部さんの小沢評は非常に的を得たものであり,その小沢さんが,でんと真ん中に座っている民主党政権が続く限り,政界の浄化は期待できそうにない。
 ひょっとすると,もっともっと言いたいこと,国民に伝えたいことがあったのではないか。しかし,他人を批判するだけでは一国の総理だった者として恥ずかしい,そんな思いが200ページにも満たぬ小さな回顧録となったのではないだろうか。
 ともあれ,海部俊樹という一人の政治家を見つめ直すことができた。
 海部さん,長い間,お疲れ様でした。 
 
このレビューは参考になりましたか?
21 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By dejima2001 VINE™ メンバー
 元首相の回顧録。
トレードマークの水玉ネクタイが話題の総理であった。
それ以外は御輿に担がれていた人物に過ぎないとの印象だったが、
読んでみれば本人は自分の政治信条を全うしようと、
水面下で努力していたことが分かる。

 「永田町激震!元総理が全て書いた」とのふれこみだが、
自ら「これは書けない」といっている話もある。
また、三木武夫の総理総裁就任をめぐる椎名裁定の舞台裏のように、
恩義を感じている人物については意図して書いていないと思われる部分もある。
三木については、三宅久之の書けなかった特ダネ (青春新書インテリジェンス)
書いてあることと比べてみるといいと思う。

 全体にチクチクと人物批評が出てくるが、
小沢一郎へのそれは、現役政治家に対するものとしては、
かなりはっきりした批判であり、よほど懲りたと見えて面白い。

 
このレビューは参考になりましたか?
16 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 革命人士 トップ500レビュアー
表題となる程に政治とカネでやばい話は出てこない。ほかの人も書いていたが、国会議員を半世紀近く、総理を2年以上務めたのに内容が薄い。総理時代の回顧も大半が外交と政治改革、若干皇室もあるが、経済やその他の内政の記述はほとんどない。意地の悪い言い方だが、外交と政治改革をやっていれば評価された最後の時代だったような気がする。総理在任中「小沢に操縦されていたことはない、湾岸戦争対応の判断も自分が下した」と強調し、幹事長だった小沢氏との関係にかなり紙幅を割いていることに、むしろ政権運営でいかに竹下派の影響力が大きかったかを感じさせる。田中角栄から金丸信、小沢一郎と連綿と続く「田中派的」なるものに、いくらかの憧憬を抱きつつ、選挙とカネで締め上げる体質を嫌う記述が本書の最初から最後まで顔を出す。

政治家の本のレビューは難しい。どうしても本ではなく政治家としての評価をしてしまいそうだ。でも、本書に関して言えば、本も政治家も予想を裏切らない「それなり」「まあまあ……」という感じ。結党から解党までめまぐるしかった新進党について、党首として、もう少し突っ込んだ回顧をしてくれてもよかったのかなあ。
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最近のカスタマーレビュー
政治家として成仏しきれなかった海部が、死ぬ前に吐き出した他人の悪口の数々
政治家の回顧録というものは、功成り名を遂げた政治家が、自分が確かに政治家としてこの世に存在したことを刻みつけるために書くもので、いわば紙で作ったじしんの銅像みたい... 続きを読む
投稿日: 19日前 投稿者: 塩津計
物足りない「回顧録」だが、読むべき点は少なくない
... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: DDK
暴露本要素はないが、彼の人生を振り返るだけなら価値のある本
日本国首相(一応)だった海部俊樹の、伝記です。

いろんな意味で彼は三木総理に似ている…。... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: ロンド
一国の首相を務めた人物の回顧録としては質、量とも薄っぺらすぎ
首相を務めたほどの人物の回顧録はたいてい数百ページに及ぶ分厚いものです。
もちろん、分量が多ければいいというものではありませんが。... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: 身代わりマリー
本の厚みは薄くて残念だが小沢一郎評について国民は重く受け止めるべき
元総理の回顧録としてはその薄さが淋しい気もします。... 続きを読む
投稿日: 10か月前 投稿者: あり1979
海部元総理が淡々と語る政治の話
小沢さんに「御輿は軽くてパーがいい」と揶揄された
(と言われている。違う、と言う説もあり)海部元総理の回顧録です。... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: 屈折する星くずと木星から来た羊の群
敢えて神輿に乗った男
... 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: blackstar
面白いし分かり易い
海部氏が政界で体験したことが、おそらくかなり率直に記されている。... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: 半可通
仮にも一国の宰相を務めた人物の回顧録がこの程度とは何とも情けない(歎息)
民主主義が多数決である以上

多くの同志を政治の場に送り出すためにも金は掛かる。... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: ナルボンヌの蜜蜂
一部要約
昔の自民党総裁選は、大枚が飛び交っていた。自分の河本派から河本敏夫氏が出馬した時も例外ではなく、私が他の派閥に金を運んだ。嫌な仕事だったが、「政策を通すための潤滑... 続きを読む
投稿日: 14か月前 投稿者: 知識収集家
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