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政党崩壊―永田町の失われた十年 (新潮新書)
 
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政党崩壊―永田町の失われた十年 (新潮新書) [新書]

伊藤 惇夫
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

残されたのは虚しさだけか。「日本新党」「新生党」「新党さきがけ」「新進党」「太陽党」「国民の声」「民主党」…。あの新党ブームは一体何だったのだろう。新党請負人の異名を取った筆者が極秘メモをもとに振り返る平成政党興亡史。「改革の“抵抗勢力”だった小泉純一郎」「『政策は官僚に作らせればいい』と言った小沢一郎」等々。永田町は消し去りたい、しかし国民が忘れてはならない歴史がここにある。

出版社 新潮新書編集部, 2003/08/01

政界の失われた十年を知るために
7月末に唐突に発表された民主党と自由党の合併。菅直人代表と小沢一郎党首はとても嬉しそうでしたが、見ている側には何とも言えぬ既視感がありました。
一体、これで何度目の野党の合併なのか、この10年ほどで何回この手の光景を見たことか、と思った方も多いのではないでしょうか。

日本新党、さきがけ、民主党、新進党といったあたりはまだ覚えていても、「民政党」「新党みらい」「国民の声」「フロムファイブ」となると、よほどのマニアしか憶えていないのではないでしょうか。 伊藤惇夫氏は、自民党の事務局勤務を経て、民主党など3つの新党で事務局長を務めた経歴の持ち主です。新党ブームの中心部にいたわけです。

伊藤氏は、約30年の永田町生活のなかで、常にメモをつけていました。様々な局! 面での政治家たちの発言を記録していたのです。
「政党崩壊」はこの秘蔵メモを中心に、この10年間の政治を振り返った本です。あまりにも政党の離合集散が激しかったために、ついつい忘れてしまいがちな10年間の歴史が豊富なエピソードとともに綴られています。

経済だけではなく政治の世界でもこの十年間が「失われた十年」だったことがわかります。
そして、この十年を理解することが、今後の政治の動きを読むうえで不可欠である、ということもわかります。
政治家にとっては、忘れて欲しい、しかし国民が忘れてはならない歴史がここには詰まっているのです。

登録情報

  • 新書: 205ページ
  • 出版社: 新潮社 (2003/07)
  • ISBN-10: 4106100231
  • ISBN-13: 978-4106100239
  • 発売日: 2003/07
  • 商品の寸法: 17.2 x 11 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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形式:新書
著者は小沢、羽田両氏の身近にいただけあって、自民党の分裂、選挙区制度改正、細川内閣誕生等々この10年間の動きが分かりやすくまとめられており、非常に参考になる。この本の終章の見出しを紹介すると-冷たい政党不信、「片翼飛行」の政治、社会党の罪、「ねじれ」と「ファジー」、ビジョンなき政党、政党政治とは何か-。この見出しを見て、内容が想像できる人は、念のため、著者の見方をチェックするために読めばいいし、想像できない人は、是非、「常識」を身に付けるために読むべきだ。日本では政治家があまり体験談を書かないので、評論家が書く場合が多いが、やはり、「政治の現場」の中にいた著者のような人が書くものは貴重だ。
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形式:新書
自民、新進、太陽、民政、民主と、5つの政党の事務局で働き、うちいくつかの党では事務局長まで勤めたという経歴を持つ著者が、細川政権誕生以降の日本の政治状況について編年体で整理した本で、ここ10年の日本政治史を手っ取り早くおさらいするための資料としては、手際よくまとまっていると思います。

ただ、現在の政治状況に対する著者自身の分析には、それほど新味は感じられませんし、また、読者が著者の経歴から期待するような、現場のウラ話的なものとか、そこまでいかなくても、現場の雰囲気を伝える生の声みたいなものも、意外と描かれていないので、そのへんが少々物足りなく思いました。

まあ、書けなかったのか、それとも、わざと書かなかったのかは、判然としませんが。

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形式:新書
民主党大望の政権交代が、ついに成し遂げられた。彼等の喜びはいかばかりであろうか。本書は、既に大半の国民からは過去の話となりつつある、細川首相による前回の政権交代劇から小泉政権あたりまでの、政党史回顧録だ。著者は新党ブームのさなかに、三党の事務局長を歴任したそうだが、そのこと自体がいかにこの間の政治が迷走したかの証左であろう。アルファブロガーで経済学者の池田信夫氏は、よくも悪くも小沢一郎の迷走の歴史だ、と総括するが、本書を読めばそれが当たらずとも遠からずであることは理解できよう。願くば、今度の政権交代では失われた10数年が再びは起き無いようにしていただきたい。本書を総選挙後に読んだ素直な感想だ。
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