初期メンバーの正体がまたひとり明かされます。
新メンバー、新たな謎、正体、卒業する者、卒業以外で地下保健室から去る者、扉の向こう側についてのキーワード、新たな関係、出会いと別れ・・・
扉の向こうの世界に行った者はどうなったのか、より深い悪夢に堕ちたのか、それとも還るべき居場所に戻ったのか・・・
たくさんのとまどい、決断、嘘、本音、そして真白が拒絶し続けていたもうひとりの自分の思い・・・
様々なエピソードと疑問が詰め込まれたお話のため、一気に読まずにはいられないほど引き込まれました。
しかし、謎が重すぎて消化不良をおこす方もいると思うので、☆4つにさせていただきました。
【キリン】の言葉を思い出し【鎧】は本当に彼なのか、地下保健室の女は何者なのか、姉と弟の禁忌と呼ばれる関係は何故始まったのか、
授業を休むとどうなるのか等、謎はたくさんありますが、一番気になっていた人物の思いのベクトルがたとえこの巻だけのものだとしても、
はっきり示されたので、いままでのように切ない苦しさだけではなく、なんとなくあたたかな気持ちも生まれて読み終われる巻でした。
そして今回、読む側と当事者だけが知る哀しい出来事があった頃、真白にとても重要で大切なプレゼントが残されます。
真白に贈り物をノコした彼女はこのために背が高かったのかと思うと、苦しいほどの切なさが溢れてきます。
雑誌はクライマックスに近づいているらしいのですが、コミックスしか読んでいないので、次巻がとても気になります。