美術部の個性的な面々の日常を描いた4コマ漫画です。
そういうと、小箱とたん先生の『スケッチブック』と被っているようですが、全然被ってませんのでご安心を。
今のところ主な登場人物は6名。
1年生は天然ドジっ娘の高橋寧々と、しっかり者で世話好きな華村香。
この二人が高校に入学し、美術部に入部するところから話は始まります。
2年生は人見知りで常時帽子をかぶっている霧島凛と、凛が心を開きまくっているスキンシップ大好きな犬飼ふみ。
3年生はちびっ子でヘッドフォン装備、一応部長の小早川成と、普段は温厚で容姿端麗ながら、絵を描いてる時は豹変する副部長の藤野綾子。
キャラの個性はハッキリしているので、覚えやすいかと。
美術部らしい描写もそこそこに、まったりとした高校生活の日常系といった感じ。
肝心の笑いの部分は抑えめで、爆笑するほどのタイプではありません。
この巻は各キャラの細かな紹介に費やしている感じもします。
絵は最初から安定していて、安心して最初から最後まで読めます。
レビューのタイトルにもしましたが、作者は連載が始まった時は現役女子校生だったそうで、その割には初期から安定した作風なのに驚かされます。
今では卒業して1年近く経っているとの事です。
1巻の終盤には、香と中学の時の同級生の葛城すみれが登場しますが、このすみれが香に只ならぬ感情を抱いているようで、高校入学から香のそばにいる寧々に嫉妬しているように見受けられます。
この点等から多少の百合風味が感じられ、そういうのがお好きな方はチェックしておいても良いのでは(まだそういう描写は薄いですが)。
共学でありながら、男子の出番が全く無いというところもポイントです。
2巻以降はこのすみれが、どんな風に話に絡んで来るかが注目ですね。
場合によっては、百合度が一気にあがるかも・・・?
とにかく、これからの展開が楽しみな作品です。
安定した作風と万人受けしそうな丁寧な絵柄で、星4つを付けさせてもらいましたが、笑いの面ではインパクトが多少足りないかなと思いまして、星1つマイナスさせて頂きました。
でもそれもまた良い意味で、この作品の特徴なのかもしれません。
ここが悪い!という点は特になかったです。
4コマ漫画が好きで、まったりと読めるのが好きな方、ほんのり百合っぽいのが好きな方等にお勧めしたいです。
何より私は百合作品が好きなので、そういった意味でも2巻以降に期待大です!!