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放課後の魔術師  (2)シャットダウン・クライシス (角川スニーカー文庫)
 
 

放課後の魔術師 (2)シャットダウン・クライシス (角川スニーカー文庫) [文庫]

土屋 つかさ , ふゆの 春秋
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 540 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

北鳳学園に敵対組織《鴉》のメンバーが侵入、管理システムを乗っ取り、全校生徒を人質にしてしまう。無茶な要求を突きつけられる安芸と、人質になった遙は、秘密の暗号を使って危機を脱しようとするのだが!?

内容(「BOOK」データベースより)

同い年の教師・秋津安芸に論理魔術を教わることになり、一緒にいる時間が増えて喜ぶ播機遥。しかし、乙女心は鈍感男に通じず、関係は相変わらず微妙なままだった。そんな日常を壊すかのように、“鴉”が学園の管理システム“ジェシカ”にハッキングをしかけて乗っ取り、遙を含めた全校生徒を人質にしてしまう。論理魔術の根幹を揺るがす要求を突きつける“鴉”に対し、彼女の身を案じる安芸は、魔術と知力を尽くして救出に向かう。

登録情報

  • 文庫: 233ページ
  • 出版社: 角川グループパブリッシング (2008/11/29)
  • ISBN-10: 404474002X
  • ISBN-13: 978-4044740023
  • 発売日: 2008/11/29
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.4 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 197,424位 (本のベストセラーを見る)
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 紙魚 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
 安芸が遥に論理魔術を教える隠れ蓑として部を立ち上げたぐらいで、相変わらずな日々を過ごしていた遥達。しかし授業中の突然の停電、学園内で爆発を皮切りに平穏な日々は破られた。管理システムのハッキングにより学園の中に閉じ込められた全校生徒。敵の策略によって遥と《人形》の香音から引き離された安芸は、学園の理事長である姉と二人だけで敵に立ち向かうことに。一方閉じ込められた遥は当然といわんばかりに香音と脱出を図り――

 一巻から時間が経過しているようです。そして前巻は播機遥と秋津安芸の物語という感じでしたが、今回は組織・周囲の人間そして過去の紹介といった印象を受けました。論理魔術師も大変なようです。

 安芸の過去を知る《翠》の魔術師など新キャラがでます。しかし登場人物が増えても読んでいて「あれ? このキャラ誰だっけ?」ということはありません。全キャラに見せ場が用意されています。理事長や遥の妹の灰香も活躍。女性キャラがたくましすぎる……。
 登場人物が増えて混乱したとすれば、一人称視点で語るキャラの交代という独特の書き方に
よるもの。遥と安芸以外のキャラの視点も入っています。これは誰視点なのか戸惑いました。主人公サイドの視点のみでは画策する人間というか不穏な雰囲気が出せないからでしょうが。最後も最後だし。

 一人、組織のことや安芸の過去を知らない遥は周囲に置いてけぼりをくらいがち。それでも一生懸命追いつこうと頑張るのに安芸は……敵の方がよっぽど気持ちを察しているんじゃないのだろうか。これからどういう風に変化するのか気になります。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
第12回スニーカー大賞受賞作「放課後の魔術師」シリーズ、第2巻。

前作で「論理魔術」だの「一族」だの、といった「ライトノベル定番の記号」的な
ものがあふれかえったので、今作ではその回収が行われるのかな、と思ったのですが、
予想に反し、登場キャラクターは増えるわ、更に謎に満ちた設定がどんどん出てくるわ、
で、作品世界は更に拡大してゆくようです(苦笑)。

内容的には、やっと基本となる登場人物が揃い、これからいよいよ壮大な物語が
始まる、といった感じでしょうか。
正直なところ、まだまだキャラクター紹介/舞台説明の域を出てはいません。

ですが、凡百のライトノベルとは違う点が幾つかあります。

ライトノベルでは、「何故に超人がこの町に集まるの?」というご都合主義な
展開が頻繁に見られます。そして、そういった疑問は解答を与えられる事もなくスルー。
しかし、この作品では2巻目にして、ある程度の解答が与えられるのですね。
つまり、何故学校が世界の命運を握る闘争の舞台になるのか、という。

そして、ライトノベルでは能力に目覚めた人間がそれを自在に使いこなす、
のは当たり前になっていますが、この作品では能力はあっても、それは素質でしかなく、
望む効果を得るには修練が必要である、という部分をキチンと描いているのですね。

魅力的なキャラクターに、超常能力を使った熱い戦い。
ライトノベルとして期待される楽しみは抑えながらも、物語としての構造、
密度、クォリティも併せ持つ、萌えと燃えだけに頼らない、
今では珍しい「読めるジュブナイル小説」になっています。

その傾向は3巻で更に強まっていますので、ライトノベルが好きな人も、
ライトノベルに飽きてしまった人も、是非手に取って、読んでみて欲しい作品です。
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