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林芙美子が自身の無名時代の流転の生活をつづってベストセラーとなるとともに出世作ともなった戦前の同名小説を、林文学の映画化に定評のある名匠・成瀬巳喜男監督が、高峰秀子主演で映画化した女性映画の秀作。
本原作の映画化はこれで3回目だが、行商人の子として各地を渡り歩き、成長してからは東京でカフェーの女給などを務めつつ、詩などをしたためていくヒロイン像だが、成瀬監督は単に自由奔放というだけではなく、いつか貧しさに打ち勝って社会でのし上がっていこうという女の力強さをもそこに盛り込むことで、前2作とは異なる独自の魅力を放とうとしているようだ。それはまた成瀬映画独特の、一見静ひつながらもその奥に流れる熱情とも見事に合致している。(的田也寸志)
本原作の映画化はこれで3回目だが、行商人の子として各地を渡り歩き、成長してからは東京でカフェーの女給などを務めつつ、詩などをしたためていくヒロイン像だが、成瀬監督は単に自由奔放というだけではなく、いつか貧しさに打ち勝って社会でのし上がっていこうという女の力強さをもそこに盛り込むことで、前2作とは異なる独自の魅力を放とうとしているようだ。それはまた成瀬映画独特の、一見静ひつながらもその奥に流れる熱情とも見事に合致している。(的田也寸志)
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
森光子主演による舞台化でも話題となった林芙美子原作小説を、高峰秀子主演で映画化した女性一代記。昭和初期、行商人の娘・cbン子はカフェの女中をしながら詩作に励んでいた。やがて彼女は詩人・福地と結婚するが、その生活は貧しく辛いものだった。
内容(「Oricon」データベースより)
林芙美子原作を映画化。昭和初期を背景に、詩作に励む行商人の娘・ふみ子の人生を描いた作品。高峰秀子、田中絹代ほか出演。