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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
この映画は、私は高峰秀子さんへの想いでいっぱいです。,
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レビュー対象商品: 放浪記 [DVD] (DVD)
近年の舞台で有名な作品ですが、私個人的には、高峰秀子さんの映画の中でも、すごく好きな映画です。 それは 美しい顔がそこにあるからではありません。 どちらかというと、 隙のある、疲れた表情が多い映画で、その中でも、ご存知のように気丈にがんばる様子を見事に演じているからです。 実は本当に疲れていて、隙ができてしまったのか?と思ってしまうほど、どこにでもある平凡な表情がいたるところに出てくるのです。 だから、この映画の高峰さんがすごく良いのです。 カフェのなかで踊るときの、しぐさ、表情、とてもとても秀逸。 例の、夫たる宝田さんの祝辞のシーンも意外と良いし、付記事項として 伊藤雄之助さんの結構平凡な役柄も面白いです。 私の中では、高峰さんの作品の中ではかなり高い評価をしている映画です。ぜひ。
16 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
あんたはいいわねぇっ、,
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レビュー対象商品: 放浪記 [DVD] (DVD)
現在では舞台として森光子の当たり役中の当たり役として著名な作品、ぜひ森光子版舞台の良き理解者によるレビュウ書き込みを期待します、高峰秀子は当時を代表する美人女優の一人、とても器用な人であり幅広い役を難なくこなした大女優です、他の美人女優と一線を画して彼女を個性付けているのが一連の成瀬作品における水商売関連の役(本作・浮雲・女が階段を、など)でしょう、 生活苦や苦労・心労を抱えた日常に耐えながら健気に暮そうとする当時の日本女性を演じて高峰ほどにリアルな存在感を醸し出せた美人女優はまれでしょう、田中絹代直系の女優といえます、60年代を最後に邦画が衰退し「映画女優」という職業も軌を一にしたため高峰を継ぐ美人女優を育てられなかったのが日本のショービジネス界となるとおもう、テレビ時代となって苦労する美女ではなく”おしん”のような女優を、と見る側が望んだ可能性もありますが、 高峰秀子はイングリッド・バーグマンやジョディ・フォスターと同類の骨太のグラマーであったことを手足の長い女優全盛の21世紀のいまだからこそ指摘しておくのも一興でしょう、 なお、本作でもっとも傑作な登場人物は宝田明扮する作家です、
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
かわいいデコさん,
By 桔梗 (茨城県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 放浪記 [DVD] (DVD)
原作も作者のことも、ほとんど知りません。自分が観た高峰秀子さんの映画の中で、一番好き。 もともと非常に美しい顔立ちの女優さんですが、この映画の中のデコさんは、 麗しさとは程遠く、 空回りする情熱や、貧乏や、裏切りに振り回され、 理不尽にツバ吐きゃ叩かれ・・・ あ〜つかれたぁ、と 猫背で、ふてくされた表情で、なんかブツブツモゴモゴ言いながら、 それでもひたすら文章を書き続けてゆく。 「決してあきらめない」とか「夢を掴むのだ!」というような 前向きな力は感じられない。 現在蔓延る「猫も杓子もガンバレガンバレ」の嘘っぽさにウンザリな自分には、 大昔の映画ながら、「人間のリアリティ」を描くという点で現代を遥かに凌駕しているこの作品と、主人公の何かを諦めきっているような表情や仕草に 物凄く共感する。 今の映画やTVにはないものをみーつけたっ!という嬉しい発見だ! デコさんの表情は諦念と怒りに満ちている。 終盤の出版記念パーティーで、勝手な噂や偏見で盛り上がっている現代マスコミの先祖らがいるが、 「放浪記だけが私じゃない・・・!」と鬼のような形相で何度も呟くデコさん。凄いです。 怒りこそ私のエネルギーの源泉だ!と言わんばかり。 なんかすごいドロドロの映画のようですが、(内容は確かにドロドロ・・・) やっぱりデコさんの演技が優れているとしか言いようがない。 それに・・・とってもかわいくて、チャーミングです。 こういう役柄だからこそ、それをハッキリ再確認できます。 ぜひ一度、最後までご覧になって頂きたいです。たくさんの人に。
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