「核燃料再処理施設」の恐ろしさを思い知った。あまりにも恐ろしいことだから私たちに知らされないように情報がコントロールされている...それがまたあまりにも恐ろしいことであり、驚愕の事実である。既に稼働しているイギリスのセラフィールド核再処理施設では300回も事故を起こした挙句に施設近辺のこどもたちは小児性白血病の発生率が通常の10倍。フランスの「ラアーグ核再処理工場」周辺で6倍であるという報告がなされている。※出典:仏(Spira A. et al. 2002)/英(Craft A.W. et al. 1993, COMARE 1988, Cutler J. 1983)
放射性廃棄液の排出口では通常の海水のなんと1700万倍の放射能が垂れ流されている。原子力発電所の1年分の放射能をたった一日で放出されるのだ。放出された放射能は海流にのって千葉までくることが解っている。私たちは放射能の蓄積された魚介類を食べざるえないのだ。これが六ヶ所村に起こること...真実である。
「六ヶ所村の再処理施設」の建設から40年操業後の閉鎖時に解体するまでの総額は、およそ19兆円。再処理を含む核燃料サイクル全体に至っては かかる費用総額43兆円にも上る。これがまた私たちの税金と電気代として重くのしかかってくるのだ。私たちは大枚払って放射能汚染された環境と食物を手にすることになるのだ。
これら私たちが当然知らされなければならない重要な事実が、日本ではほとんど伝えられていない。やましいことがなければ情報操作する必要は無い。国民に知られると、とてもぢゃないが再処理工場の運営自体を受け入れてもらえそうにないから情報操作するのである。この本は、私たちが全くといっていいほど知らされていない驚愕の事実を切実に伝えてくれている。