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53 人中、49人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
トグサがリーダーの9課,
By 黒蝶 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society [DVD] (DVD)
舞台はテレビシリーズ2nd GIGから2年後。2nd GIGの後に素子が9課を去り、トグサがリーダーとなった9課はテロリスト達の連続自殺事件を追っていた。 その捜査上に浮かぶ謎のハッカー「傀儡廻」の暗躍。そして謎のキーワード、Solid Stateとは何なのか・・・? 今回も約100分の中に老人の介護問題、少子化、幼児虐待など複数の問題を取り上げていてさすがといったところ。 中盤のトグサのピンチなど息のつけない展開が待ち受けています。 TVシリーズを見たことない方でも楽しめますが、見ているにこしたことはありません。 見ているか見ていないかで後半見ていて大分テンションが違うと思われますし。 特典DISCのほうにはショートアニメ「ウチコマナ日々」や世界観を解説したインタビュー、タチコマロボットを作った人のインタビュー、 日産自動車とのコラボで本編にも登場したコンセプトカーの紹介など75分となかなかボリュームがありますが、 正直ウチコマと世界観の解説インタビュー以外は興味を持てる人が限られてくるので、微妙でした。 世界観の解説は初めて攻殻を見る人にもわかるよう義体化や電脳化といったものにまで説明が及んでいるのですが、 いかんせんこれを本編より先に見るとあらすじがわかってしまうので本編を見る前の学習として使えないのは残念。 思うに、2枚組みにして値段を上げるより初心者用に本編ディスクのみのバージョンも販売して値段をもう少し下げたほうがよかったのでは?と思いました。 ちなみに初回版は288Pにも及ぶ絵コンテ・設定資料集がBOXと共に入っています。 絵コンテは横にちゃんとセリフやその場面のキャラクターの心情も書かれているのでかなりいいです。 セリフは聞き取りにくいものも結構ありますのでかなりお世話になりました! 私は初回版を買ったのでこの値段でも満足ですが、通常版となるとこの値段は少し辛いかと思われます。 あと、特典ディスクがウチコマ以外人を選ぶものとなってしまっているので星1つマイナス。 いろいろ書きましたが今回も面白かったです。BOXもかっこよかったですし。 攻殻TVシリーズファンには是非オススメしたい作品です。
81 人中、74人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
神山監督は真面目だ。,
By 三枚 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society [DVD] (DVD)
stand alone complex シリーズもそうですが、神山監督の作品は、日本が抱える社会問題を真正面から捉えてるんですね。しかも、娯楽性を失わずに。 今の日本は、問題山積みなのにそれを見て見ぬフリしていると思うのですよ。 巷に溢れる作品も、目先の利益ばかり追求した姑息な二番煎じやら、コピーやら、 安上げな続編やらが目に着きます。 そういう作品群とは比較にならないです。 詳しくは書きませんが、本作品も「日本社会」自体が最大のテーマだと思います。 神山監督は決して目を逸らさず、それを作品化したのだと思います。 最初はスローテンポだと感じましたが、最後は圧倒的で納得でした。 神山監督は真摯だな、というのが一番の感想でしょうか。 この作品を通じて日本社会を再考する機会になるといいなと思います。自分を含めて。
47 人中、42人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
攻殻機動隊S.A.Cの世界観と現在の社会問題を良く反映している秀作,
By
レビュー対象商品: 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society [DVD] (DVD)
S.A.C The Laughing Man(笑い男事件)、S.A.C. 2nd GIG Individual Eleven(個別の11人事件)に続く物語となっており、 草薙素子(通称・少佐)が公安9課を去った2年後を描いている。 GHOST IN THE SHELLの人形使いを思わせる傀儡廻(くぐつまわし)が他人の電脳をハックし自殺に追い込む事件が多発、 公安9課が動き出す。 しかしそこには何故か9課を去った少佐の影が。 傀儡廻の正体は少佐なのか? 少佐が去った9課では、以前の9課の中では新人駆け出しだったトグサがリーダーを務め、 組織も新人を多数起用し大きくなっているが、 以前の政府内部の不正でさえもひるまず追求する様な独自姿勢は無くなってしまっていた。 又やはりトグサでは、義体化で生身の弱みを無くし以前より成長したとは言え、 読みの深さ、詰め、防護能力、身体能力、ハッキング技術などどれをとっても少佐やバトーには力及ばない。 バトーも少佐が居なくなりタチコマが全滅した孤独感から、 組織と距離を置いた存在となってしまっていた。 そんな折り、傀儡廻の事件が発生。 少佐は犯罪者となり、9課の敵となってしまったのか? 複雑に絡み合う事件の謎、深さ、近未来の科学技術と広大なネットワークの世界観、 都会的で美しい映像はやはり攻殻機動隊ならでは。 そこに社会の高齢化、孤独死、少子化とそれに伴う労働人口の減少、失業率の高騰、幼児虐待、ゆとり教育の問題など 2006年現在の日本における様々な社会問題を織り込んだ内容となっている。 音楽もS.A.Cの流れをくみ、菅野ようことロシア人歌手Origaの神秘的かつ近未来的な音楽、歌声が、 より世界観を膨らます。
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