TVシリーズ「笑い男事件」のストーリーの骨子は、ほとんど変えずに、わかりにくかった時間の流れを調整したり、伏線だった設定などを事件の本質に合わせて微妙に変更されています。自動車に例えるところのマイナーチェンジみたいなものだと感じました。同じ作品に見えるけど、同じ作品ではない。比べて楽しむところがマニア心をくすぐってくれる面白い作品だと思います。また、映像や音声も一部ですが、この作品のために追加製作されています。その部分が「笑い男事件」の魅力にさらに磨きをかけ、新しい&隠れていた魅力をさらに引き出していると感じました。
普通の編集モノは、本当に編集されただけで終わりですし、これもそうだろうと予想して時間短縮にいいやと手に取りましたが、良い意味で完全に裏切られました。さすがIGと感服しました。編集モノに新しい可能性を示してくれて、かなり嬉しかったです。
惜しかったのは、供給側としては無駄だとおもったのでしょうが、やはり私もTVシリーズから大事な部分がカットされすぎていると感じました。それが多すぎたので5つ星はつけられませんでしたが、TVシリーズとは違う楽しみ方と新しい編集モノの可能性を示してくれたので、限りなく5つ星に近い4つ星とします。