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ただ、攻殻機動隊の世界観をよく知らない人が、いきなりこの本を読み出すと
ストーリー内容や世界観についていくのが難しいかもしれない。
(コアな攻殻ファン向けの本?)
TVシリーズの攻殻機動隊の脚本担当だけあり、終盤の意外などんでん返し
には、なるほどねぇ~と頷きました。
攻殻を全く知らない人が表紙だけを見ると、ある路線向けHな小説本と
誤解を招きがちですが、巷の下手な作家が書いた推理小説よりは遥かに
楽しめるポリスアクションストーリー仕立てになってます。
個人的には主人公に向けていった、素子の台詞が非常に好きです。
攻殻機動隊の世界観にまだあさーい人にも、コアなディープな方々にも
お勧めです。お試しあれ (  ̄∇ ̄)ノ
小説の内容自体も攻殻機動隊として充分楽しめる出来です。
この本ではサブタイトルのSACなだけあって、
TVシリーズのような刑事モノっぽさがありますね。
そして攻殻での特徴とも言える、人形使い、笑い男等の、
敵(ターゲット)のネーミングセンスの良さ。それも確りあります。
こういうちょっとしたことにも感動してしまいました。
話は、全体的には刑事モノであり即ち推理モノ。
冒頭の「遺言」にドキッとして、一体どういう話が展開されて
いくのだろうと、最後までずっとドキドキハラハラしながら読みましたね。
そして勿論最後には衝撃の真実が……と、こう書いてしまうとちょっと
ありがちな感じになってしまいますが…自分にはこんな結末、
予測不可能でした。凄く面白かったです。
攻殻ファンには、お勧めしたい本です。
個人的に、もっとタチコマに活躍して欲しかったので、星四つです。(笑)
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