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30 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
種と生命の行方,
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レビュー対象商品: 攻殻機動隊 (2) KCデラックス (コミック)
M66、アップルシード、ドミニオン、オリオン、攻殻機動隊と一貫して流れてきた士郎正宗氏の生命や種といったテーマへの考察が興味深い。氏が常々考えたり想ったりしているだろう内容が知と生命という観点から語られる。そういった点ではアップルの年表やオリオンで語られた士郎正宗流<魂の在様>と並べて観ると非常に趣き深い。(私にとっては趣深すぎて悶えまくっていましたが)ストーリー自体は、光学迷彩と高性能義体をフル活用した特殊部隊アクションであった1とは異なり、今回は素子の電脳戦がメイン。 抽象概念・生命・知性・種・個体・死・熱力学・山のような薀蓄などというキーワードを聞くとわくわくする方にはたまらんものがあるでしょう。「うげげっ」と思うけれども「読む!」という貴方には相当の気合と覚悟とネットでの用語検索環境を準備されることを提案します。 後、近年、フルカラーに拘っていた士郎正宗氏がどうなっているかが気になる方はぜひどうぞ。
86 人中、76人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
哲学するコミック,
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レビュー対象商品: 攻殻機動隊 (2) KCデラックス (コミック)
主要登場人物は、主人公「荒巻素子」と分身(デコット)か同位体(ミレニアム・スピカ・アンタレス)で、全部同じ人物です。ミレニアム=「こうでなくてはいけない。失敗してはいけない。」という自分の中の支配的価値観。中央集権的で、コミュニティの女王になりたがる。 スピカ=研究者。「ヒトに代わる機械生命の研究、又は不老不死の研究」に執着している。目的の為なら、他の同位体を消去する事も辞さない。 アンタレス=他の素子同位体の行動を見ているが、この人も同位体。環と同じ部分がある。 荒巻素子=最善の選択を積み重ね、生き続ける事が目的。そのためには他の魂との融合も進んでする。 悪しき心(ミレニアム)を打ち砕き、(荒巻とスピカが)ひたすら前向きに自己討論しつづけるのを、電脳戦に例えています。 カントの倫理論「それを考えることしばしばにして、かつ長ければ長いほど、常に新たに増し来る感嘆と畏敬の念をもって心をみたすものが二つある。わが上なる星きらめく天空とわが内なる道徳法則」
23 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
オススメです。,
By カスタマー
レビュー対象商品: 攻殻機動隊 (2) KCデラックス (コミック)
賛否両論あるみたいですね。でも僕はこの作品好きです。 確かに難解。でもだからこそ何度も読めて、 いつまでも楽しめる。 作者が何を意図して書いたのかを考えるのも 楽しみですしね。 それを考える楽しさという観点では 前作を上回っていると思いました。 一度読んだだけで終わってしまうような本では つまらないじゃないですか。 それに、“電脳戦”みたいなシーンも結構多くて 総合的にもこの作品は前作を上回っていると思います。
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