出版社/著者からの内容紹介
人間の歴史は、対立と抗争との歴史である。歴史を振り返ると、大化の改新、関ヶ原の戦い、明治維新、…など、歴史を大きく動かしてきた出来事のほとんどが「争乱や殺戮」である。有史以来、人類の歴史時間の95%において地球上に戦争があったとされている。つまり、戦争はほとんど絶えることなく、人類とともにあったのである。ローレンツという学者は、人間と動物の行動を比較し、これほどまでに高頻度で他者との間で殺し合いをする動物は、人間以外にはいないと結論づけた。人間にとって「攻撃」とは何なのであろうか? また、それはどれくらい深く、人間の本性に根ざしたものなのであろうか。本書では、「人間の攻撃性」について、主要な考え方を紹介しながら、攻撃性の核心に迫っていく。
内容(「BOOK」データベースより)
「人間には攻撃的本能がある」「攻撃とは怒りの表現である」―人間にとって「攻撃」とはいったい何なのであろうか。また、それはどれくらい深く、人間の本性に根ざしたものなのであろうか。本書では「人間の攻撃性」について、代表的な考え方を紹介するとともに、現代社会の暴力・犯罪の事例も交え、多角的な視点から、その核心に迫っていく。